ミサワホームのいいところ(さらに)6選

2022年9月15日

前回の記事でメジャーどころの良いところを5つ紹介しましたが、
今回はもう少しマイナーですぐにはわからない良いところを6選、紹介します。


ミサワホームの良い所(さらに)6選

実は木へのこだわりがスゴイ

ミサワホームの木材はフィンランド産です。

フィンランドの平地で計画的に生産される木材なのですが、
360度均一な年輪ができるため、強度が安定した木材になりやすいとのことです。

日本の家屋には日本の木が一番、と言われたりしますが、
日本の木材は柔らかい上に、山育ちや緯度の関係上、年輪が偏るため、
強度が均一化されにくいという弱点があり、根拠が希薄だったりします。

実は日本の木材価格は安い部類に入るそうです。

もちろん高品質・高価格のものもあると思いますが、
日本製=品質が良いは、木材に関しては慎重な判断が必要かと思います。

また、一条工務店などは東南アジアの木材を使用しているとの事ですが、
これも年輪が偏るしコストを優先した調達手段みたいです。

シロアリ対策が効率的

シロアリ対策は防蟻シートを使用しており、
染み込ませた薬剤は自然由来物質で健康影響は無い、との事です。

木に染み込ませてないから、メンテナンスがやりやすく、
メンテナンス費用は10年で10万円を切るぐらいと、
業界でも安い部類との事です。(坪数にもよりますが、15万~20万ぐらいが相場みたいです)

火災保険も安いことと相まって、ランニングコスト削減は期待できそうです。

Giniusという絶妙な商品

ミサワホームの商品ラインナップは

木造軸組工法のMJ-Wood、
規格住宅のSmartStyle、
ほぼ自由のGinius、
高級系のCenturyとIntegrity

の5つになりますが、半規格とされるGiniusでも結構いろんな事ができます。

価格も少し抑えつつ、半規格ということで品質も担保される安心感もあり、
間取りなんかの自由度は全然問題なし、という、絶妙な商品ではないでしょうか。

ZEHに熱心である

ZEHとはZero Energy Houseの略で、日本政府が推し進める省エネ住宅のことです。

時期にもよりますが、条件を達成した家を建てた場合、50~60万円の補助金が出ます。(申請が必要)

太陽光パネル装着が必須になり、床暖房があると申請は難しかったり、
条件がありますが、太陽光パネルを半額ぐらいで載せられた計算になります。

瓦型太陽光発電が得意

太陽光発電には、
普通の太陽光パネルと瓦と一体型になった発電パネルの2種類があります。

あまり存在感のある太陽光パネルは載せたくない、
という場合はこの瓦型太陽光を選択できるのですが、
工場生産でない建物だときれいに敷くのが難しいとされ、
少し敬遠されるメーカーもあるようです。

ただし、瓦型太陽光だと、固定資産税がかかってくるので、
そこは注意が必要です。

トヨタホームがバックにいる

数年前ですが、ミサワホームはトヨタホームが完全子会社化しています。
https://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ22HR0_S6A121C1TJC000/

一見ネガティブなニュースにも聞こえますよね?

しかし、人口減や都会への人口集中などで、業界での新築数は年々確実に減少しているのが実態でして、
これから業界は縮小傾向でメーカの統廃合が進みそうです。

その中で資本力のあるトヨタホームがバックにいるというのは
今後の保証などに対して安心感があると言えそうです。


以上、2回に渡って褒めちぎりましたが、
実際にミサワホームが良いと思ったので建てたわけでして、
個人的には満足いく家づくりが出来たかなと思っています。

がしかし、もちろんデメリットの部分も感じる所はありまして、
次回はデメリットについてもご紹介します。