最終発注前に確認したいこと

2022年11月6日

今回はちょっと小ネタ的な所を。

家の最終決定時、「これで決定です」ってどこかで最終的な判断をメーカーに伝えると思います。

でもそんな時って、「なにか忘れてないかな?」って
すごく不安に思いませんか?

まあ、なんだかんだ、間に合う範囲なら
後から「やっぱこうして!」っていうのはやってもらえるもんなんですけど、
今回は最終チェックリスト的なものを考えてみました。

もしこれからお家を建てる方はこのページだけでもブックマークしておいてもらえれば、
来たる最終決定日に備忘録として使ってもらえるかも。

「そんな装備でだいじょうぶか?」(古い)


コンセントの数と位置

すいません、まずは定番から。

コンセントの数と位置は「あとから後悔」の代表格です。

私はこれでもかと追加しましたが、後から使ってないコンセントがかなりの数出てきましたね。

多すぎるのはまあ良いんですけど、
結局あとから「ここには欲しかった」というのもあって、検討しても足りなくなるもんだなぁと思います。

チェックポイントとして以下のことをチェックしてみて下さい。

コンセントチェックポイント

キッチン周りには多めにあると便利です

収納の中も充電しながら置いておけるので、あるとまあまあ便利。
 スティック掃除機などのバッテリー駆動系の物を収納する場所を想定してみると良いと思います。

 
書斎やスタディコーナーのデスクカウンターもコンセントが欲しくなる場所です。
 横側だけでなく、デーブル高さの正面壁にも有るとノートPCの電源がサクッと取れて便利と感じます。

ロボット掃除機を導入するなら、どこに置くかを考えておく。

一度、家具家電を図面上に置いてみて電源を考えてみると良いです。
 長く住んでいるとシーンも変わるので、夏冬(暖房器具や加湿器の場所)、子供が小さい時と大きくなった時など)


スイッチの位置関係

照明類のスイッチも後悔ポイントになりやすい部分です。

かなり考え抜いたつもりでしたが、反省点も結構あります。

まず玄関周りは細かく分けすぎました。
2Way玄関の、玄関正面と家族側ルートは一緒のスイッチにしておけば良かったです。

もしくはセンサーライトですかね。
玄関と飾り棚はセンサーライトで良かったかなと思います。


階段と階段下の照明も別々で、これも一体化しておけば良かったかなぁと思います。

全体的に分けすぎ&センサーライトをケチったせいで少しモヤっとする構成になってしまいました。

あと、リビングに並びがちなスイッチ類・インターホン画面・給湯パネルは、
センター合わせにするのか、端合わせにするのか、気になる方は前もって決めておくと良いと思います。

たくさん操作パネルがある場合は、少し壁を凹ませて配置するのも良いかもしれません。

個人的に、これらの位置関係は前もって考慮してたので満足しています。

スイッチ類チェックポイント

□並べる場合のセンター合わせ・右寄せ・左寄せについて検討しておくとモヤッとしません。

□エリアごとに分けすぎ、まとめすぎになってないか確認。

□照明はセンサーライトを導入しておくと便利です。



収納扉の種類

室内ドアは結構しっかり考えられると思いますが、収納扉の種類ってどうでしょうか?
ワリとオススメされるままにつけてませんか?

私は廊下の収納扉を観音開きにしたのはかなり使いにくくて、今ならスライドか折れ戸にしたいです。

なにせこの収納に布団などを入れるので、布団が邪魔でドアの開閉がものすごくしづらいです。

スペースが無い場所で開閉するドアは、是非とも折れ戸かスライドドアをご検討ください。

我が家の最大と言ってもいい後悔ポイントです。

あと収納つながりでは、収納内に配置する棚の位置、奥行き、数もチェックしておきましょう。

収納チェックポイント

扉の種類は、折れ戸、観音開き、スライドなどが適材適所になってるか見ておきましょう。

□中の棚の種類、奥行き、段数をチェック。

採光

家造りで最も重要なのはやっぱり間取りなので、
最初から最後まで「ホントにこれでOKか?」と図面を穴が空くほど見ると思いますが、
見落としがちなのが採光です。

まあ採光で失敗しても致命的な問題になりませんが、
玄関周りの採光は明るめに考えておくと昼間の照明を付けない時間帯でも玄関周りが明るくなるので、
出かける時や帰ってきた時に気分が上がります。

ただし、居室はあまり陽の光をいれすぎると、
カーテンや日除けが無い場所は家の中が傷みますし、夏場は暑くなる要因にもなるのでその点は要注意
です。


窓の種類

窓の大きさは間取りと共に決めていると思うのですが、
曇りガラスにするかどうか、開閉可能にするかどうかもしっかり考えましょう。

私の場合、2階の書斎をくもりガラスで提案されていましたが、
外の様子を見たいので、ロールスクリーン+透明にしてもらいました。

ロールスクリーン分のコストは上がりましたが、変更して良かった点です。

逆に、和室の上部に付いている採光用の窓はFix窓にしてしまったのですが、
夜寝る時等に外の空気を入れたい場合に不便でして、ここは少々コストアップしても滑り出し窓にすればよかったかな、と思ったり。

高所の窓って夜でも比較的安心して開けておけるという点は、もっと考えておけばよかったです。

窓についてはこちら↓

窓のチェックポイント

□各部屋や階段廊下の採光が満足できそうかを見ておきましょう。

□開閉可能な窓にしなくて良いかどうか。高所の窓でも開けられると便利だったりします。

□くもりガラスの方が良いのか、透明ガラスのほうが良いのかを確認しておきましょう。

□侵入できそうな窓がフィルム入りになっているか。

□開閉窓は操作できる位置かどうか、重すぎないかも確認しておくと良いと思います。


ということでGoサインを出す直前の検討内容を上げてみました。

最後にチェックしてみてお役に立ててもらえれば幸いです。

考えても考えても、建てた後から「ここはこうだったかなー」というのは
おそらくどんなに考えてても出てくるものです。

ある意味、あきらめが肝心という側面もありますので、考えすぎて疲れるぐらいなら、
開き直るのも大事ですよ。