窓の重要性

2021年8月14日

今回は「窓」についてです。
家にとっての窓はとても重要な要素でして、
窓の知識を深めておくと家の完成度も全然変わってくるほどです。


  窓の役割と弱点について 

窓の役割

・外の景色をみるため(閉塞感を無くすため)
・外の光を取り込むため(明るさと暖かさ)
・風を入れるため
・デザイン(主に外観)

外の景色を見るため

まず一番に思いつく目的は、外の景色が見えるようにして閉塞感を無くす事です。
仮に窓のない家を建ててしまうと、閉塞感がすごい事になりそうですよね。

リビングの一般的な窓なら庭や道路を見ることが出来るし、
高いところに付ければ空や山々を見ることが出来るし、
低いところなら花や雪見というように使い分け出来ます。

外の光を取り込むため

外の光を家に取り込むことはとても重要で、
無かったら部屋が真っ暗になってしまいます。

一応建築法では最低限の窓で明り取りするように義務付けられているそうです。

重要なポイントとして、間取り図面や設計CGだけ見ていると、
案外この採光という要素を見逃しがち
なので、
間取りを見直す時に採光だけチェックする時間を作る事をオススメします。

リビングのような部屋はよく考えるものですが、
階段、廊下、トイレ、洗面や家事室といった、
生活の快適性を求めない部屋でも軽視しないよう気をつけましょう。

風を入れるため

風を取り入れることも窓の役割ですよね。

ただ、環境にもよりますので、
花粉やPM2.5が気になったり、工場が近くにあるなら、
積極的に風を取り入れる必要はあまり無いと思います。

郊外だったり田舎だったりで、
外の空気をしっかり取り込みたい、という場合は、
風の入り口だけでなく、出口のことを気にすると、空気の抜けが良くなります

自然や環境が許すなら、
せっかくのマイホームなので外の空気も楽しめると良いですよね。
空気清浄機や換気システムでは味わえない気持ちよさがあると思います。

外観デザインとして 

これは最近の家では特にそうですが、
3連の細い窓を並べたり、小さい正方形の窓を並べて和風を演出したり、
丸い窓を付けてアクセントにしたり、大きい窓を配置して開放感を演出したり。

色々なデザイン手法で家のファサード(外観)を彩ってくれます。


ただし、ここまで窓の有用性について書きましたが、
窓をあまりにも自由に考えすぎると失敗の元です。

なぜなら、窓は基本的に家にとっての弱点だからです。

窓を付けるとき気を付けたいこと

・家の構造としては弱い
・断熱性も良くない
・水漏れや雨垂れの原因にもなる
・外から丸見えである
・掃除は大変である(外側)

可能だからといって、自由に窓の数を増やしてしまうとと、
家の強度はは下がってしまいますし、冬は寒く夏は暑くなりやすいし、
汚れやすいし、掃除は面倒だし、外からの視線が気になる事になります。

極端な話、大きい窓だけの家にしたら、
ビニールハウスみたいに夏は異常に暑い家になってしまいます。

要所要所でアクセント的にデザインや開放感を狙って変わった窓を選ぶのは良いと思いますが、
基本的に窓の配置やデザインであまり遊びすぎると住むには不便になりがちなので、
メーカーや工務店の設計の方とよく相談して決めたほうが無難かと思います。


次回は窓の種類と性能についてご紹介。
これが窓の超重要な知識なので、乞うご期待です。



家本体

Posted by pirana