ミサワホームの窓【AZサッシの熱貫流率】

2022年4月1日

家造りにとって、窓は重要な要素なのは以前記事に書きましたが、
ミサワホームの窓ってどうなの、という内容を今回はご紹介。

(窓の重要性についてはこちらになります↓)

ミサワホームの標準で選べる窓はAZ複合サッシという製品です。
(一応お願いするとエクセルシャノンの樹脂サッシなども選ばせてくれました)

確かに断熱性だけをとると、樹脂サッシのほうが優れているのですが、
総合的な性能を考えて、私はAZ複合サッシにしてます。

その性能を、マニアックな熱貫流率という数値を交えて比較してみましょう。

(※熱貫流率とは窓の断熱性を表す数値で、低いほど優秀な窓という事になります)


AZ複合サッシについて

AZ複合サッシとはミサワホームとLIXILで共同開発したという窓で、
ミサワホームの標準的な窓になります。

特徴としては

・アルミ樹脂複合サッシ
・アルゴンガス封入のLow-Eペアガラス
・スペーサは樹脂
・フィルムによる紫外線カット&防犯
・細い窓枠

となってます。

ペアガラスの中空層は16mm確保されており、一般的な12mmより断熱性で優れています。
ミサワホームの営業さんに聞いた所、LIXILのサーモスXという窓と同等くらいの性能との事。

窓のカタログスペックとして、熱貫流率は1.03 W/(㎡・K)となっており、
アルミ樹脂複合としてはかなり高い性能水準の窓と言えそうです。(2021年現在)

2016年頃にグッドデザイン賞を取っており、
窓枠の細さはかなり細く、リビングの掃き出し窓に採用するとスッキリした視界になります。

種類

私の家では大型の引違い窓、縦すべり窓、横すべり窓、Fix窓を採用しています。

断熱性確保のため極力滑り出し窓を採用していますが、
なんだかんだで引違い窓も多いです。

リビングの引違い窓はL字型LDKなので2箇所採用してます。
特に1箇所は大型の引違いなのでAZ複合サッシの軽さでなければ
女性が操作するのにちょっと重すぎると思います。

また、キッチンのカップボード奥にある窓も、
奥様の身長では滑り出しの操作が難しかったので引違い窓です。

あとは2階の各部屋の窓が、布団干し用に引違いになっています。

横すべり窓は、幅30×高さ90の窓がトイレや家事室に配置されており、
我が家では一番多い窓ですね。



熱貫流率

で、AZ複合サッシの気になる熱貫流率ですが、
ミサワホームでは最終的に実測データを渡してくれました。

FIX窓・・・・・1.49 W/(㎡・K)
縦すべり窓・・・1.76 W/(㎡・K)
引違い・・・・・1.75~1.90 W/(㎡・K)

YKKのサイトを見てみると、樹脂サッシ2重窓だと1.0~1.8ぐらいのようなので、
流石に劣るもののアルミ樹脂複合サッシで2.0を切っているのは、なかなか優秀と思います。
(マイホーム技研調べ)

まとめ

という事でミサワホームの窓についてご紹介しました。

LIXILと共同開発とはいえ、自社専用の窓を用意しているというのは、
なかなか力が入っていると思います。

窓の性能を断熱性で追い求めれば樹脂サッシ一択となり、
それはそれで間違いではないと思います。

ただ、以前の記事でも紹介したように、
窓の性能は、軽さや操作性、かっこ良さや視界の良さも性能の一つなので、
高バランスタイプの窓としては、ミサワホームの窓は良い窓だと思います。

私の家は、たまに雪が降るぐらいの地域でして、
寒く雪が降った朝に結露するかどうかのチェックをしてみようと思います。

また追加情報が判明したらご紹介しようと思います。

↓窓の性能をどう考えるかについてはこちらで紹介していますので参考にしてみてください

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