ウチの洗面台【TOTOのオクターブ】

2023年2月19日

今回は住宅設備で後回しにされがちな洗面台について。

我が家ではTOTOのオクターブという商品を導入したので、その使用感をご紹介。

検討段階では他のメーカーの洗面台も一通り見たので、
比較ポイントも合わせて紹介します。


最近の洗面台のトレンド

まず最近の洗面台のトレンドですが、
水栓が上に付いており、水が飛び散って水栓周りに水垢が溜まりにくいようになっている製品が多いです。

これはLIXILやPanasonicでも同様です。

また、洗面台自体が陶器ではなく人工大理石(アクリル樹脂)になったおかげか、
排水溝に金属のフチがつかなくなり、ここも汚れが溜まりにくくなっています。

三面鏡が付いており、中に大きめのドライヤーが入るだけの奥行きとコンセントが付いているのも、
LIXIL、Panansonicで共通となっています。

となるとだいぶ差別化が難しいジャンルの商品ながら
TOTOのオクターブにはいくつか特徴があるのでご紹介します。

TOTO洗面台・オクターブの特徴と使用感

水栓に台が付いている

TOTOの水栓には台が付いており、ここにコンタクト用品やメガネを置くことができる、
というのが一つの特徴となっています。

出典:TOTO


他のメーカーでは壁から水栓が生えてたりするのでこれは嬉しい配慮。

ただし、濡れた手で台の上においたメガネを取る時、この台には水滴がポタポタ落ちるため、
水栓周りを綺麗に保つというコンセプトが噛み合って無い印象もあります。
(まあ、台自体は簡単にサッと拭けますけどね)

この弱点を補うためか、
TOTOでは水栓の自動化がかなり安く導入できるようになってます。
(後述のきれい除菌水も含めて4万アップ)

つまり、
メガネを台に置く→顔と手を洗う→手と顔を拭く(水栓は自動なので停止している)→乾いた手でメガネを取る
という流れで台が汚れないという狙いかなと思います。

まあ何だかんだで、台の上には水滴が落ちることもよくありますが、
私は小物置きの便利さは良い点だと思います。

きれい除菌水が出る

TOTO伝家の宝刀、きれい除菌水が洗面にも設置することが出来ます。(安めのオプションです)

導入することで、タイマーで排水口を定期的にきれい除菌水で洗い流してくれます。
また、自分で出すことも出来るので歯ブラシの洗浄や、子供のおもちゃの洗浄等で使っています。

洗面台のきれい除菌水は青色LEDが点灯して、いかにも除菌水出てます感はありますね。

ただ、きれい除菌水の効能は、
おそうじ浴槽で使ってるのにホッカラリ床のピンク汚れ発生が止まらんので、私としては少々懐疑的
です。


排水口の汚れは溜まりにくいですが、
定期的に水がタイマーで流しているので、そちらが効いてるのかなと考えています。

自動水栓がわかりにくい

水栓はシャワーのように引き出すことが出来るのですが、
戻すときにしっかりカチッというまで戻さないと自動水栓が効かなくなります。

手をかざしても水が出なくなるので、
最初は「なんで自動水栓出ないの?壊れた?」と混乱しました。

ただまあ、慣れればどうって事はない点です。

という事で、ちょっと厳し目の評価ですが、
水栓に台が付いているのは水滴汚れが気になったとしてもチョイ置きに便利だと思います。

ちなみに収納は引き出しタイプにしてます。
観音開きだと出し入れのたびにかがむことになるのでしんどそうです。

私の場合、キッチン以外の設備をすべてTOTOにすることで
少し値引きを狙った部分もあり、積極的にTOTOのオクターブにした理由も無いのですが、
水栓の棚と、水栓の自動化ときれい除菌水が安く導入できる点は良かったところです。

使用して半年経過しても不満は特になく、良い洗面台と思います。
洗面台なんて、そんなに不満が出るもんでも無いかなという気もしていますが。

他メーカーも色々検討したので、次回はその紹介もしてみようと思います。