太陽光パネル導入2年経過の感想【良かった点】

我が家も建ってからもうすぐ二年が経過しようとしています。

今回はそこそこ使ってみた感想シリーズとして、太陽光発電パネルについてです。

2年使ってみて、どんなことを感じるのか、
実際の施主の生の声をお届けします。

結構みみっちい話も出てきますが、ご了承ください。

まずは導入して良かった点から。


○良い意味で発電量が気になる

やっぱり毎日の発電量は気になるもので、最初はしょっちゅうチェックしてました。

一応、一年目の月平均発電量は400kwh程度で、消費量とほぼトントン。
21円/kwhで計算しているので、年間10万円ぐらいの発電量となります。

ただしパネルも劣化していくので10年で100万円には届かず、
おそらく80~90万円ぐらいに落ち着くかと思われます。

ZEH申請が出来なかったら10年で元を取るのは難しかったでしょうが、
ZEH無しでもなんとかペイ出来そうです。

かなり電気料金への意識は高くなります。

○昨今のエネルギー問題に対して少しだけ貢献している気持ちになれる

この2年でコロナ、インフレ、ウクライナ侵攻などでずいぶんと世界が変わりました。

すべてのことが原油やガスの高騰に繋がっており、2023年からいよいよ電気代がハネ上がるようです。

電気代が上がっても太陽光パネルがあれば自家発電・自家消費する分は値上がりするわけではないので、
電気料金の値上げ幅はだいぶマイルドになるはずです。

(発電した電力を即消費している場合ですが)

昼間の発電した電気を自分の家で消化するにはやっぱり蓄電池が欲しくなりますが、
10年後、激安にならないですかねぇ。

まあとにかく今後の電気代UPになったときには心強い設備です。

△10年後、冬の電力の助けにはならなさそう

売電価格は最初の10年だけ固定で高く買い取ってくれる仕組みで、以降は1/3以下で買いたたかれます。

なので、発電した電力は自宅で使いたいのですが、
一番電気代がかかる冬の発電量は少ないんですよね。

ピーク時期(5月ぐらい)と最低期(1月ぐらい)を比較すると
4分の1ぐらいしか発電できません。

冬の暖房をエアコンと加湿器のみで乗り切っている我が家では、
発電に頼って暖房したいのですが、太陽光は冬場の電気代の助けにはなりにくいです。
(そもそも暖房って夜欲しいものですからねー)

逆に夏の暑い昼間に冷房を使う分には助けになるので、そこには期待しています。

なんにせよ10年後にうまく活用できるのは、誰かが昼間に在宅している可能性が高い家庭ですね。

我が家は、、どうなってるか分かりませんけど。

というわけでまずは良いところと、ちょっと気になっている点から紹介しました。

次回は残念に思ったところをご紹介します。