太陽光発電どうしたもんか【肯定派?否定派?】

2021年10月14日

太陽光パネルは置いたほうがお得なのか、損なのか。
導入するタイミングによりますがかなり迷うポイントですよね。

特に最近は売電価格も安くなっているため、
「もう太陽光なんて付けても損するだけなんじゃないの?」
と思われるかもしれません。

しかし当マイホーム技研は、
「新築ならZEH狙いでプラスになるし、そうでなくても、つけてみるのも面白いのでは」と考えています。


太陽光の採算についての現状

現在太陽光パネル自体もだいぶ安くなっているようですが、
私の家の場合、4kwで100万ぐらいでした。
(ただしミサワホームの値引き分で付けたので実際の市場価格はもっと安いかも)

ここに設置費用やパワコン費用を含めて総額120万ぐらいが導入コストです。

では、現状の売電価格はというと、
2020年契約で導入から10年は21円/kwh、
11年目から(2030年以降)、おそらく7円程度と予想されています。

つまり最初の10年で元が取れなければ
あとから元を取るのはかなり難しくなるという感じです。

ちなみに太陽光パネルは個人で10kwまでは固定資産税がかからないので、
普通の家屋の屋根であればまず固定資産税は払わなくて済むはずです。

ただし、瓦型の太陽光発電は「豪華な瓦」扱いとなり、
10kw以下でも固定資産税がかかってしまいます。

(例)瓦型パネル5kwだと、初年度1~1.5万ぐらいの税金で毎年どんどん下がっていく計算で、
おそらく償却17年で10万ぐらい固定資産税を余分に払うことになります。

http://standard-project.net/solar/tax/fixed-asset-tax.html

実情はどうなのよ?

で、我が家の実際の売電はというと、
概ね480kwh(10000円)/月ぐらいで推移しています。

冬になると少し落ちるし経年劣化もあるので、平均9000円/月とすると、
9000×12ヶ月x10年=108万円となり、10年ではペイできない?という事に。

一応、11年目からも売電収入は見込めるのですが、
1/3になる上、発電効率の経年劣化やパワコンの交換費用も考えると
あまり11年目以降の計算は含めたくない所。

ではなぜ導入したかというと、
新築の家で太陽光を入れると、ZEH補助金が狙えるという点です。

ZEHというのはZero Energy Houseの略で、
エネルギーの収支がゼロになるような家には、補助金出しますよ、という制度です。

この補助金、時期によりますが50~60万ぐらいになったので、我が家では導入の価値有りと判断しました。

ちなみにミサワホームのLinkGateを導入していると、
発電量や電力消費はスマホでいつでも確認でき、
月間、年間の合計や、日々のグラフも表示することが出来ます。



11年以降の展望

10年後に売電価格が激減するわけですが、
その頃に蓄電池や電気自動車(PHEVでも可)が主流になっていたら、
昼間の発電した電気を二束三文で売らずに、
大部分を自己消費することで現状の売電並にメリットが出ることも期待できます。

蓄電池だと追加投資がいりますが、
電気自動車なら10年後に主流になっていないかな、という期待もわずかにあります。

まとめ

太陽光パネルについて、導入例も交えてご紹介しました。

最近の売電価格は下がってますがパネル自体のコストも下がっているので、
10年ぐらいでギリギリ回収できるか出来ないか、ぐらいの売電価格が設定されているようです。
(少し前までは、売電価格が高くパネルが安い状態だったので、投資ネタとされてる時期もありましたね)

最初の10年の売電価格は、買電=売電ぐらいなので、節約すれば収入になるという実感があります。

しかし、10年後になると売電価格が二束三文になるため、
節約するより発電中は使ったほうがマシ、という値段設定になります。

電気自動車や蓄電池がコストダウンされて流行ればメリットが出てきそうですが、
過度な期待は禁物かと思います。
(10年後なんてよく分かりませんしね)

2021年は19円/kwh、2022年は17円/kwhと、さらに売電価格が下がるようで、
ますます回収が難しくなりそうな予感。

新築でZEHも取れそうならオススメなのですが、
そうでなければリスクもありますので、微妙なラインになります。

ただ導入することで、温暖化対策に貢献できるとか、省エネ意識が高まるという、
見えないメリットもあると言えばあります。

また、売電相場や電力自由化への情報にも敏感になり、
今まで知らなかった情報に対する勉強にもなりますので、
そういう意味で、「あまり得しないから要らない」とバッサリ切り捨てるのも、ちょっと勿体無いかも。

なんというか、もう、「面白そう」という一点で導入してみるのも悪くは無いと思いますけどね。