Dainichiの加湿器をレビュー【HD-RXT921】
先日、加湿器の方式について紹介しましたが、
私が実際に購入した加湿器について1ヶ月ほど使用したので
レビューしてみたいと思います。
加湿器の方式についてはこちらをご参照ください
購入した加湿器ですが、ダイニチというメーカーのHD-RXT921という製品です。
ダイニチというメーカーは家電の中ではあまり聞き慣れない会社かもしれません。
石油ファンヒーターや加湿器の分野では高いシェアを誇っており、
特に加湿器ではシェアNo1となっています。
新潟の会社なのですが、生産も今時珍しい国内生産になっており、
保証期間も3年と家電の中では長め設定になっています。
加湿の方式は、気化式(温風を使用したハイブリッド方式)となっています。
使ってみてよかった所
・水の残量がよく見える
クリアケースに大容量の水(6L)を入れておくのですが、
使用中も残量がよく見えるので補給タイミングを把握しやすいです。
デザイン重視過ぎる製品だと見えにくい物が多いですが、
これは良い設計になっていると思います。
・水の補給もやりやすい
水タンクもすぐに外せる構造なので、水補給もお手軽です。
さらに良いのはタンクの高さが控えめな所。
キッチンのシンクに水タンクを置くと、我が家ではちょうど蛇口の高さに給水口が来るので
タンクを置いたまま給水できます。
タンクを支えて6Lも給水するのを待つのはダルそうですが、
この製品は置いたままに出来るのでラクチンです。
出典:ダイニチ工業株式会社
・音が超静か
気化式はファンの音や振動が気になる方式なのですが、
この加湿器はかなり静かです。
実際シャープ製などと騒音スペックを比べても10dBぐらい違うらしく、
10dB違うと騒音が30~50%ぐらいに抑えられているとの事。
寝静まった深夜でも、わずかに風の音がする程度。
静かすぎて消すのを忘れるぐらいです。(あれ?欠点なのか?)
逆に、水タンクがコポコポっと出る音のほうが気になるかもしれません。
・掃除しやすい
掃除についてもかなり考えられてます。
加湿器は清潔に保つためには頻繁に掃除する必要がありますが、
トレイを外しやすく分解するパーツも少ないのでかなりお手軽です。
しかも水受けトレイはシーズンごとに使い捨てに出来るよう、
取り外し可能となっています。
出典:ダイニチ工業株式会社
この配慮はスゴイ。
デメリット
・高い
価格はちょっとお高めでして、RXT921だと\30,000ぐらいします。
ちょっと部屋の大きさに対して、過剰スペックなものを選んだというのもありますが、、、。
ファンヒーターが買える値段と思うと、
水を出すだけの家電にしては高いなぁと感じます。
・デカイ
気化式なので大きめサイズです。
正直置く場所は結構悩ましかったです。
まとめ
とまあ、ダイニチのRXT921の使用レビューでした。
シャープの空気清浄機に付いていた加湿機能では湿度が40%ぐらいで頭打ちになっていたのに、
ダイニチの加湿器だと60%でも余裕でキープできます。
さすが加湿器有名メーカーの加湿専用機ですね~。
冬にエアコン暖房だけだと乾いた感じで暖かくなるため、
喉はイガイガ、目はシパシパ、肌はカサカサになるのですが、
加湿することでかなり快適になりました。
アパートで一人暮らししているときは、湿度も上がる石油ファンヒーター最強と思ってましたが
一戸建てのリビングだと灯油代や交換の面倒さが出てきます。
(あと乳児がいると危険ですしね)
その点、ヒートポンプによるエアコン暖房+気化式による加湿なら、
燃費(電気代とか)は少なくて済む、はず。
平日も誰かがずっと家にいるようなご家庭には
おすすめの組み合わせではないかと思います。
ただ、夜中も加湿していると窓が結露してくるので、
繰り返しタイマー運転できればいいのになぁ、と思いました。
(7:00~22:00運転を毎日セット出来る、みたいな)
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