トイレ対決その2【TOTOとLIXIL】

2021年8月13日

前回に引き続き、トイレの比較。
今回はTOTOとLIXILについてご紹介します。

TOTOって?

トイレといえばこのメーカー、TOTOです。
TOTOって、トイレの頭文字の「TO」からと思いきや、東洋陶器という会社名を略してTOTOです。(常識?)
不思議な語感の良い社名ですよね。

社名からも連想される通り、陶器には並々ならぬこだわりがあり、
トイレの便器自体に、汚れ落ちしやすく丈夫で長持ちするような
特殊加工が施されています。

私の遠い知り合いにいる水道関係者も
「水回り関係はTOTOが一番信頼性が高い」という意見もあり、
業界内での評判も良いようです。

LIXILって?

昔のトイレメーカーINAXとかが、色々な会社と合併して出来た会社がLIXILです。
トイレや風呂、キッチン、ウッドデッキやカーポートなんかも扱うようになった、
住宅設備の総合メーカーです。

Living(住) x Life(生活)からLIXILという名前になったそうで。

こちらも旧INAXがトイレ業界でも非常に実績があるため、
ガラス系釉薬でのコーティングで便器がキレイで長持ちする加工となっています。

(写真はメーカーからもらった提案書の画像です)

正直、カタログスペック上はTOTOに出来ることはLIXILでも出来る事が多いです。
どちらのメーカーも掃除用に便座はリフトアップ出来るし、
水洗の水も節約されてるし、便利機能は一通り揃ってます。


私は若干LIXILのほうが安く提案されましたが、
トイレといえばTOTOという信頼感でTOTOにしました。(すいません、身も蓋もない理由で)

会社のトイレがLIXILの結構新しいやつなんですが、
流す水の量は少ないけど、一回で流れきらない時がちょいちょいあり、それも気になる点でした。
(モデルによるかもしれませんが)

TOTOを使ってみて思うのは、
用を足す前に水を流す「プレミスト機能」も効いており、
新品でコーティングがまだ新しい事もあってか、便器内が全然汚れない事に驚いてます

水の溜まっている周囲に黒いリング状の汚れが付くことも全然なく、
トイレスタンプが常時発動している感じ。
最近のトイレはすごいもんですねぇ。

ちょっと不満な点としては、便座が細いこと
長時間座ってると、お尻が痛くなってきます。
この点はアラウーノはおろか、LIXILよりも細いため、ちょっと残念なところです。

あと、座って用を足すとき便座のフチ(前側)が浅すぎて、
ちょっとはみ出る時があり、結構大きな不満です。

ちなみに便座は自動開閉を付けました。
便利なんですけど、水洗は手動なので
手放しで全て完了出来ないのは中途半端だったかもしれません。

ということで素材は良いのですが、形状的にはちょっと不満点が多く、
LIXILやPanasonicのほうが良かったかも、と思わざるをえません。
おすすめ度は低めの55点で。