【模型ギャラリー】ポロWRC製作【ベルキット】
本ページは管理人の完全趣味のページで、昔完成させた模型完成品の写真と製作過程を紹介するページです。
今回は2016年に製作したポロWRCの模型ギャラリーです。
完成品ギャラリー

やっぱ箱車のレースマシンはカッコいいですね。

いかつい魅惑のフェンダー。戦うマシンって感じですね。

ライト周りは結構こだわりの塗装です。
逆にグリル塗装はもうちょっと手を入れても良かったかもしれません。


アンテナはランエボに比べて控えめな長さです。

長さはコンパクトですね。

リア姿。今回マスキング塗装が一回失敗したので、つや消し黒はシートを使用してます。


ちょっと構図を変えた写真です。

塗装色が白なので、黒背景も1枚。
多少トラブルが発生しましたが、まあ飾っとくレベルには何とか。
デカールの質、あんまり酷いキットは要注意ですね。
キット情報

アオシマから販売された、ベルキット製ポロWRCを購入しました。
当時、排ガス問題で話題だったフォルクスワーゲンですが、まあレーシングマシンに罪は無いということで。
ベルキットというメーカー、聞いたこと無かったんですがどうやらベルギーの会社のようです。
ラリー車をメインで作ってるみたいですね。
箱はラッピングされており、店頭で中身は確認できないようになっております。

キット自体は5800円とワリと高額な部類に入るのですが、
その分エッチングパーツ、シートベルト紐、インレット、ゴムパーツなど、パーツ自体は充実しております。


ランナーの色分けは真っ白で、黒指定の内装やホイールも白です。完全に塗装前提ですね。
まあ白なら発色はさせやすいと思いますので、全部黒よりは良いですね。
パーツ数はそれほど多くなく、レベルのアウディDTMよりは組みやすそうです。
まあ、あのマシンは箱車とは思えないエアロパーツでしたからね、、、。

デカールを見ていきましょう。どこ製とは書いてません。カルトグラフではないでしょう。
国産プラモと違い、貼りあわせが最小限なのは好感です。
黄色の下地を貼って、レッドブルの牛を上に貼る、、、というのは、
透け防止が大変なので、これはありがたい配慮です。
デカールの余白のノリ部分が少ないのはちょっと不安ですが。
あと、レッドブルの牛マークの白い縁取りが少し赤く染め上がっており、
印刷のクオリティ自体は低そうです。

次は注目のボディを見てみましょう。
仮組みしないと分かりませんが、プロポーションは良い感じです。パーティングラインも目立ちません。
ただ、モールドがかなりダルい感じです。
実車の写真ではフェンダーのカドはビシっとしたカドなんですが、
キットのは丸い感じです。
あとキットの面自体がかなりザラついており、最近のキットとしては金型精度の低さを感じますかねぇ。
ボディの表面処理は丁寧にやる必要がありそうです。


あとマニュアルですが、普通のコピー用紙にインクジェット印刷したような物です。安っぽい。
カラー指定は結構丁寧で、Mr.カラーやタミヤカラーも掲載されてます。白、黒がメインなんで、あんまり必要ないですが。
ということでいつもより丁寧に解説させてもらいました、ポロWRC。
カーモデルのヒエラルキーで言うと、タミヤが頂点にいて、フジミ、アオシマ、レベルが続くというイメージですが、
そのあたりのメーカー程良くないかな。でもデカール以外は大きな問題は無さそうです。
何より、キット化されてちゃんと輸入されたこと自体が奇跡のようなマイナーキットなので、贅沢は言わないでおきましょう。
製作記

まずはボディの表面処理から。
#400~1000のペーパーで、目で分かる範囲でバリ、ヒケ、パーティングラインを消して行きます。
一応、エッジが出るように意識しました。ボンネットのダクトは磨くのに邪魔ですが、後付工作は難しそうなので残す路線で進めます。

サフを吹きました。ホワイトサフにしたいとこですが、表面処理が見えづらいので薄めにしたグレーサフです。
少しキズが残ってたので、#1000~1500で磨き直しました。
ボディサイドのプレスラインはかなりエッジを立ててますが、クリアー吹き後にエッジを出し直す必要がありそうです。
パネル分割線は0.3mmのタガネを使用しました。これぐらいがちょうど良いくらいの溝幅ではないかと思います。

ホワイトを吹いた状態です。
ガイアノーツのEXホワイトを使用しているので、グレーサフ(薄め)を隠蔽するのに、結構重ねる必要があります。
それなりに白っぽくは吹けましたが、サフ写真とほとんどど変わりませんねコレ。
エッジを立てなおしてますが、どうなるでしょうね~。

デカール貼りは目立ちにくい後ろから貼ってみました。
青とグレーのラインの大きさは結構いい加減で、ライトのところにピシっとは合いません。
カットしたり軟化剤で無理やり馴染ませました。
それにしてもこのデカール、青とグレーの硬さが違いすぎて、かなり手強いです。
青が柔らかすぎるし、グレーはかなり固くて馴染みにくい。当初の予想通り、デカールのクオリティはイマイチでした。

さて、フロントやルーフもデカールを貼りました。
シワになったり、長さが合わない(長すぎるのは良いのですが、足りないのには困ったもんです)、
固すぎたり柔らかすぎたりと四苦八苦。このデカールの質の悪さはかなり手強いです。
まあとりあえず全部貼り終えました。ちょっと自信なくなってきたぞ、コレ。

クリアー吹きました。薄めに一回、二回と吹いて、最後厚めに吹いたんですが、デカールが一部侵食されてしまいました。
うーん、やっぱりこのデカールは難しいですね、、、。
とりあえず小規模で目立たないことですし、このまま行くことにします。
ボディはこの状態で乾燥待ちになるので、ほかの部位を進めていきます。
ラリー車の内装はロールケージ組んだりするので、結構時間かかるはずなので、乾燥時間にちょうど良いくらいですね。
まずはシャーシの塗装、エンジン部の塗装と組立です。
このキットは特にボンネットが開くとかいうギミックはなく、エンジン下部を組むだけです。
しかもこの部分も後からカバーするとほとんど見えなくなるという物なので、テキトーに組んで完了です。
内装その1です。
組んだ後に撮ったのですが、取り立ててあまり書くことも無い感じ。どうせほとんど見えないですしね。
そういえば、このモデル、シャーシと内装が二層構造でした。ちょっと変わった設計ですね。
シートは付属のベルト紐とエッチングがつくのでそちらを使用。
ベルトのパッドはデカールなのですが、デカール糊では布に貼り付かないので、瞬着を使用してます。
シートベルトの布地は、折り曲げのクセづけとか瞬着での固定が難しい上、布目もオーバースケールなので、
マスキングテープを2つ折りして黒く塗ったほうが逆に近道だったかも知れません。
シートのデカールやエッチングの位置は、説明書でざっくりと矢印が書いてあるだけで、
ちゃんとした場所や向きが分かりにくく、この辺はちょっと不親切です。
間違えてても目立たないので、まあ良いかという感じですけど。
ロールケージは塗り分けが少し面倒ですが、組みにくいってことは無いです。
全体的にディテールがアッサリした内装ですが、箱車の内側なんてこんなもんで良いと思います。
タイヤ・ホイール塗装ですが、クレオスの磨き系塗料のアイアンを使用。
金属感は出るものの、ちょっと表面が荒れ気味になるのと、こういう複雑な形状だと奥まった所は磨けないのが難点です。
ぱっと見のツヤ感重視です。
写真では貼ってないですが、タイヤもデカールです。例によってかなり馴染みにくい、、。
あとデカールを貼ってからタイヤをホイールにはめ込むとデカールがシワシワになるので、先にハメてデカールを貼る方が無難です。
窓の部品は、前後で1点、左右が1点づつの3分割です。横窓は後から取り付ける仕様。
海外メーカーはこの分割が多い気がします。隙間ができやすいのですが、後付け出来るのは結構便利です。
このキットには窓のマスキングテープも付属されてました。
一応使ってみましたが、粘着力が強すぎて貼りづらい上に、貼ってもめくれやすいという、ちょっと微妙なテープでした。
結局、外側はミスが目立つので後から再マスキングしましたが、
内側はいい感じに塗装出来たので、無いよりはだいぶ助かります。
ウィンドウのデカール貼りはシルバリングしたので、その後薄め液を軽く吹いてシルバリング除去。
それでもやっぱりデカール感があるので、果敢にもクリアーを吹きました。
研ぎ出しレベルではないですが、表面がなめらかになる程度に。
ただ、やっぱりこのデカールはかなり侵食に弱く、正直かなり失敗気味になってしまいました…
ライト内部はメッキされてるパーツですが、フロントは部分的に黒く塗装するようになっています。
キットのメッキ状態だと塗料がうまく乗らないし、塗膜も分厚くてディテールが潰れて見えるので、
メッキをキッチンハイターで溶かすことにしました。
が、このメッキがなかなかクセモノでして、なかなか溶けませんでした。
今まで、国産プラモのメッキは2~3日で溶けてたと思うのですが、
これはキッチンハイターを入れ替えながら3週間ぐらいかけてようやく溶かしきりました。
とりあえず溶けてくれて良かったです。
その後、クレオスのメッキシルバーを吹いてスミ入れ。
マニュアルは塗装指示でしたが、複雑過ぎてマスキングも筆塗りも不可能だったので、スミ入れで済ませました。
まずは#1000~1500でエッジが出るように慎重に研ぎだしました。フロントフェンダー周りはいい感じ。
続いて、#2000→#8000と番手を上げて研いでデカールの段差はほぼ気にならない感じになりました。
ルーフのエッジ部分が研ぎ出ししすぎてデカールまで削りそうになったので、
急きょマスキング。リタッチしてごまかしましたけど、イマイチな感じになってしまいました
コンパウンドは 中目→仕上げ目→セラミック磨き→ポリマー塗布と、いつものコースです。
ボンネットのダクト周りの研磨がやりづらいですが、まあこれは仕方ないですね、、、。
ツヤ自体は結構いい感じになりましたが、白系のボディは研ぎ出ししても見栄えがそこまで良くならないですねー。
ボンネットのダクトをマスキング塗装しました。
フラットブラックで塗装して、はみ出した部分はコンパウンドで除去。
が、ここでトラブル発生です。マスキングテープを剥がすと、なぜかピカピカに磨いたクリアー表面がボコボコに。
うーん、クリアー吹いて3週間も経っているのに、なぜ?
とりあえず#2000から磨き直してリカバリしましたが、デカール部分だったのでやっぱりデカール品質の問題なんですかね。
研ぎ出し面ですが、さらに1週間後、デカール面だけ表面が荒れてきました。
どうもデカールの状態がまだ安定しないようで、プツプツのヘコミが出てきてます。
(写真では分かりにくいですが、左側の牛の前足らへんです)
やっぱりこのデカール品質は最低レベルですね、、、。
ウレタンクリアーだったらこのトラブルは回避できたのかもしれませんが、無いモノねだりですね。
ライトまわりの塗装です。
ライトは最初、そのままつけようと思ったのですが、ちょっとあっさりしすぎてるように思ったので、フチをエナメル黒で筆塗りしました。はみ出し部分は綿棒で拭き取り。

比較写真を取ってみたのですが、引き締まった印象になったのではないでしょうか。
ボディの組立もやりました。
結構シャーシとボディの嵌合はキツ目でして、5~10mmぐらいボディを変形させながら合わせる必要があります。
シャーシはゴムパーツやカバーをサラッとつけて完了。
仕上げに向けて色々まとめ工作を。
エンブレム加工しました。
キットにはインレットパーツがついてくるのですが、リアは白地に貼ることになるので、下地を黒にする必要があります。
マスキング塗装は、前述のデカール荒れの恐れがあったので、ツヤ消し黒のシートを使うことにしました。
意外とハサミやカッターではみ出しなくキレイに切りだすのは難しいのですが、試行錯誤して何とか出来ました。
アンテナは写真を見ていると一本だけ細いようなので、そこだけピアノ線に置き換え。
ライトは流し込み接着剤をごく僅かに流して固定しました。
ちょっと強度が心配ですが。
バンパーと左右サイドに真鍮リベットを入れてますが、ちょっとオーバースケールだったかも。
ボンネットピンはキットのエッチングでは立体感が無いので、
ランエボWRCのあまり部品を引っ張り出してきました。
これにて完成。
作業時間は50時間ぐらいでした。







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