【模型ギャラリー】レッドブルRB6製作【タミヤ】
本ページは管理人の完全趣味のページで、昔完成させた模型完成品の写真と製作過程を紹介するページです。
今回は2013年に製作したレッドブルRB6の模型ギャラリーです。
完成品ギャラリー

フロントウィングのカーボンデカール類は、苦労した点です。
見栄えが良いですね。フロントウィングの複雑な形状は一つの見どころです。

当時F-1ではレッドブル&ベッテルが強すぎるぐらいに勝ちまくってましたが、その常勝時代を築く第一歩になったのがこのRB6です。
カッコいいですね。

組立精度やスジ彫り、デカールのズレ等、若干課題を残したところもありますが、
個人的には自己ベストの研ぎ出しが出来たと思います。

今回はキット固定用のビス・スペーサ・ナットが同梱されており、
まあ個人的にもいい感じで完成できたし、ケース固定できるようにしました。
ケース自体はWAVE製のケースを使ってます。
ケースにも穴は開いてるのですが、RB6の固定には合わないピッチだったので、ピンバイスで開口してやりました。

当時のレギュレーション変更でリアウイングが小さく、フロントが広くなって、「ちりとりマシン」なんて揶揄されることもありましたが、十分この時代のマシンもカッコいいです。

ウイング裏面にもカーボンデカールを切り出して貼ってます。

しっかり作りこんで良い作品が出来ました。
満足満足。
キット情報

タミヤ製RB6、キットレビューです。
まず本体パーツ類ですがかなり薄く整形されてます。
フロントウイングを連結している連結金具も細くなっており、ちょっと不安になるくらいですが、
精密感という意味では良い感じです。
本体を組んだ感じでは、部品のパチピタ感は良好です。
リア周りにパーツ分割が集中しており、このあたりの面合わせが組立で難しくなる部分です。
モデグラのRB6特集を参考にして作ったのですが、かなり参考になりました。
このキットは付属品類もかなり充実しており、シートベルト等の金属パーツをアフター購入する必要がありません。
シートベルトなんてF-1模型には必須なので、この辺りの配慮はとても嬉しいですね。
シートベルト付きだと、それだけで1000円は得した気分です。
デカールはカルトグラフ製でして、発色がとてもイイですね。
丈夫さ、柔軟さ、薄さ、発色、どれをとっても良い質感です。
今回はカウルを外してF-ダクトと差し替え展示も出来るということなので、カウルは外せる状態で製作するか迷うところですね。
製作記
まずはタイヤのヤスリがけから手を付けてます。
やったこと有る方はわかると思うのですが、ゴムタイヤのパーティングラインを消すためのペーパーがけは結構根気が入ります。
やわらかいのでサクサク削れないんですよね。
モーターツールでオイル研ぎすれば早いのかもしれませんが、持ってないので地道にペーパー&水研ぎです。
製作最後にやるときっと心が折れてしまいそうなので、最初にやっておきました。
合わせ目消し作業ですが、いつもどおりのシアノン瞬着による合わせ目消しをしてます。
谷間が深い部分に関しては、2~3層塗りなおし。
このキット、複雑な造形のせいもあってかわりと大胆に合わせ目があります。
例えばノーズはモナカ割り+先っぽ別パーツですし、
ボディも本体+吸気(コレもモナカ割り)+サイド2つに分かれてます。
あまり合わせ目消しが難しい部分は無く、フロントウィングの分割は比較的組みやすいです。
合わせ目消し後は#400→#800→#1000で磨いて、サフを吹いて傷チェックです。
キズのチェックにグレーサフを軽く吹いたところです。
合わせ目消しが甘いところ、パーティングラインが消せてないところなどがあったので、補修しました。
キズはあまりなかったので、#8000でサラッとホコリとザラつきを取ってます。
白サフ→黄色→マスキングです。白サフの乗りがもう一つなせいか、やや黄色の発色がよくない感じ。
マスキングを剥がした時に確認してみます。
黄色の色調はデカールの色を見ていると結構オレンジに振った黄色のようです。
今回はサンシャインイエロー(G)をベースに、クリアーレッド(C)をごくわずかに混ぜたものを使用しました。
最初は純色マゼンダ(G)を使用しようかと思ってたんですが、こちらは若干紫めな気がしたのでクリアーレッドをチョイス。
色合いとしてはやや黄色側になった気もしますが、このへんの微調整は難しかったです。
ちょっとレッドを入れるだけで、オレンジ色が強くなってしまいますので。
デカールの黄色部分はなるべく切り飛ばして貼りますが、
何箇所かそのまま使う部分も出てくるので、色味合わせは慎重に。
黄色を吹いた後、マスキングテープの密着性を良くするためクリアーをうっすら吹いてからマスキングしてます。
RB6のボディカラーのメタリックブルーは何を使うか結構悩みました。
タミヤのスプレーで、パールブルーというのが推奨品なのですが、
スプレーをエアブラシで吹くには一旦ビンに移し替えが必要で大変なのと
メタリック粒子が粗そうな気がしたので、やめときました。
ガイアカラーからバッファローメタリックブルーというのが発売されてたんですが、
限定品で結構探したのですが入手できずにこちらも却下。
最終的にフィニッシャーズのロッシブルーを使用することにしました。
このままだと単純な青って感じなので、こちらもクリアーレッドを少し加えてます。
最初はメタリック塗装の通例にならって、黒サフベースにしてみたのですが、どうもこのロッシブルーというやつは隠蔽力がそう高くないようで、あまりちゃんと発色しませんでした。
写真は白サフベースと黒サフベースで比較したものですが、白ベースで濃く吹いたほうが発色がよさそうなので
白サフで行くことにします。
このキットにはカルトグラフ製デカールが付いており、印刷の細かさ、発色、柔軟性、強度、隠蔽力に優れた高品質デカールです。
ただ、ザウバーC30制作時も思ったんですけど、ちょっとデカール周囲の透明部分が大きすぎるんですよね。
切除出来るところはなるべく切除してますけど結構めんどくさいです。
透明部分が大きいと、位置決めはやりやすくなるのですが、
この透明部分は特に軟質なので、破れやすかったり、シワが寄りやすかったりするので、
この辺はアウディA4DTMのRevellデカールの方がやりやすかったです。
ちなみにフロントウイングのフチの部分は黒いラインのデカールになってるのですが、
今回カーボンデカールにチャレンジするので、切除して貼ってます。
ボディのデカールですが、ノーズのデカールはラインと文字が一体のタイプです。
透け対策不要、位置決めがやりやすくて助かります。
ライン関連は位置決めが難しく見えますが、位置決めポイントがあるのでビシっと決まってくれます。
ただ、リアカウルの牛さんは左右で別々のデカールなので、胴体部分の位置決めが上手くいかず、
スキマができたり重なったりして、ちょっと筆でリタッチしてます。
ここは隙間なく&重ならず上手く貼るのは難しいです。
実際モデグラの作例でもつじつま合わせにカットしたりしてるみたいですしね
まあなにはともあれ、これでおおむねデカールは完了です。カーモデルはこの辺の作業が一番テンションが上がりますね。
撮影用にフロントウイングをはめてみましたが、接着剤なしで脅威の固定力。おそるべしタミヤですね。
黒パーツに黒サフ吹いたところです。まずは黒いパーツはすべて黒サフを吹いてます。
わりとこの黒サフ(ガイアノーツ)はきめ細かいつや消し感が良い感じなので、
黒の基本色はこの黒サフ吹きっぱなしで完了にしてます。
写真は細かいパーツ類が多くて、持ち手がいくつあっても足りないの図です。
モデグラの「ランナーをつけたまま塗装できるものは、ランナーごと切っとく」というのはなかなかいいテクニックですね。
単純なことですが、今までわりと馬鹿正直に全部バラしてました。
サスアーム類やフロントウイングの先端はカーボンデカールを貼っていきます。
カーボンデカールの前に、シルバー塗装の話。
カウル内のエンジンやマフラーですが、ほとんどカバーで覆われているため、
エキゾーストパイプや、エンジンカバーをブライトシルバーで塗装しました。いちおう軽くマスキングして吹いてます。
ホイールの方はスーパーファインシルバー(クレオス)で。
アルミシルバーが指定なので、もうちょっと色は薄めの方が良いのかもしれませんが、きめ細かさ優先でこっちにしました。
難所・カーボンデカールです。
今回はタミヤの良キットなこともありますので、
カーボンデカールも貼ってさらに完成度を上げてやりました。
以前F2007製作時にハセガワの曲面追従カーボンシートを使用しましたが、今回はデカールを使用してみます。
カーボンシートは、気泡処理が難しいのと、あまり極端な曲面でシワができるとリカバリできない事、
さらにはつや消しなどでツヤのコントロールが出来ないのが弱点でした。
今回はスタジオ27のカーボンデカールを使用。
これがわりと優秀なデカールでして、薄くて曲面にもよく馴染みます。
手順はパーツにマスキングテープを貼って、形状をマジックで型取り。
その型取りしたテープを、デカールに貼って切り出します。
左右対称パーツは、表面に張って1枚、裏面に貼って1枚取れば、左右パーツ分取れます。
このへんもモデグラテクニックですが。
感想としては、カーボンシートよりはちょっとだけ繊細な作業を求められますが、仕上がりはデカールのほうが良い物が得やすいと思います。という事で、まずはサスアーム類を完了。これだけでも丸1日仕事でした。
フロントウイングまわりのデカールです。
細切りデカールは、形状に合わせてカットしないと曲面に上手く馴染みませんので、テープで形状を型取りしてます。
これがなかなかに位置決めた難しく、水を付着してデカールを貼った後じっと我慢して位置を合わせつつ水を綿棒で吸引していきます。
ある程度の位置が決まった後にマークセッターをスキマから流しこんで、
デカールが軟化する頃合いを見計らって綿棒でシワを取っていきました。
このデカールは、わりと複雑な形状でもマークセッターでなじませやすいのと、
ミスしてもその部分を切除してつぎはぎしてもデカールが薄いおかげで目立たないのが利点です。
この複雑な形状のフロントウイングの型をとって、デカールを切り出すのは難儀しました。
シャーシと、フロントノーズのカーボンデカールを貼りました。
フロントノーズの2つ有る突起ですが、こちらもカーボンデカールにしてます。
シャーシは付属のデカールです。
どうも目の大きいカーボンパターンらしく、なんだか違和感がありますが、これはこういうもんなんでしょう。
クリアーはちょっと吹いてみたんですが、塗料の赤色成分がおもいっきり染み出してきて、
フロントウィングのサイド板のデカールを染め上げてしまいました。
(※写真以上にピンク色です)
樹脂の染め上がりについては、モデグラで検証してて大丈夫だと思ってたんですが、
ロッシブルーに混ぜてたクリアーレッド成分が徐々に染み出してきたようです。
リカバリ方法ですが、マスキングしてホワイトを塗りなおしてみたもののうまくいくわけもなく結局デカールを発注しなおしました。
RB6のデカールは残った余りデカールを発送しないと、新しいデカールを手配できないシステムでして、これがなかなか面倒でした。
デカール再手配して、製作再開。
染め上がったウイングは一旦研いで、再塗装。
今度は純色マゼンダを使用して染め上がらないように注意しつつ。
デカール貼ってクリアーを吹きました。ここだけは失敗するとさらにデカール再購入になってしまうので、特に慎重に。
もともと、曲面になじませるのが若干難しい場所なので、
デカールに小さな穴を開けたりしつつ、シワが寄らないように注意しました。
クリアーは侵食しないように薄吹を重ねましたが、まあこれはそんなに問題なかったです。
染めあがりもゼロで、これでリカバリ完了ですかね。
他のパーツのクリアー塗装です。
今回は染め上がりの件もあるので、薄く吹いた後もあまり中研ぎをせずに、
サラッとホコリを払う程度にペーパーを当てました。
中研ぎしすぎると、クリアー層が無くなり、このあとの厚吹でまた赤色が染みだしてしまいますからね。
1日置いて厚吹をかけました。濃い目のクリアーで厚みを出してます。
紺色はあんまりホコリが目立たない色で良いのですが、
黄色やデカールの白部分は結構目立つのでホコリが付着するとピンセットやペーパーで除去。
厚吹した際すこしだけ染まってしまいましたが、そこまで気にならないので良しとしました。
クリア乾燥中に、シャーシ組立です。
ほぼ黒サフそのままですが、ところどころアクセントにシルバー、つや消しブラックを入れてます。
わりと黒サフっていいツヤ具合なんですよね。
シャーシのカーボンパターンは付属のデカールそのまま使いました。
モデグラではスモークグレーを吹いて色調を整えてましたが、今回はスモークのムラが怖かったので、そのままでいきます。
サスアーム類は半光沢にしてみたんですが、ちょっとツヤ感が強すぎたので、フラットクリアにしました。
これはこれで存在感が消えすぎという気もしますが。
リア周りはパーツの合わせ目が多くてピシっと面を出すのが難しいです。このキットの難所の一つかも。
とりあえず瞬着で無理やり固めてツライチになるように合わせましたが、ちょっと段差やスキマができてしまいました。
まあ黒系の場所なんで目立たないから良しとしました。
クリアも吹いて2週間程乾燥させてから研ぎ出し開始です。
いつもなら#2000スタートなんですが、ちゃんとフラットな面を出したい部分だけ今回はマジックヤスリを使用しました。
マジックヤスリは威力が強すぎなので、かなり慎重に研いでます。クリアー面の凸凹をサラッとさらう程度ですかね。
ここから#1500→#2000→ラプロス(#8000)という順番で磨いてみました。
このへんはいつもどおりですが、まだ磨き傷が少し残ってますのでここからはコンパウンドで磨きます。
コンパウンド作業です。磨き疲れるけどそこまでミスが怖い作業でもないので、お気楽に進めてます。
まずは中目→細目と磨いていきます。
タミヤのパーツ分割はとても優れていて、パーツ数が少ないとは言え、近代F-1はやはりこまかいので大変ですね。
あと、磨いてるうちにところどころクリアー層にヒビが入ってしまいました。
なるべく気を使って入るのですが、こればかりはリカバリしようがないので、このまま進めていきます。
(※アウディ製作でヒビが入った時、クリアを何回か吹いたこともあるのですが、亀裂は埋まらないんですよね、、、)
仕上げ目→セラミックコンパウンドで磨き、さらにポリマーコーティング→モデリングワックスまでかけました。
まあセラミックコンパウンドまでで十分なんですけど、コーティング系をかけとくとキズに強いかなと思ってます。
組立前に、その前に色々と塗り分けや細かい作業をしておきます。
フロントウィングの接続アームの塗装はシルバー指定なのですが、モデグラ作例は黒だったりします。
今回は見栄え重視でメッキシルバーを使ってみました。金属パーツを使って接続している風で結構いい感じです。
フロントウイングの組立は近代F-1ではかなり複雑なのですが、
このRB6はタミヤの奇跡のパーツ分割によって、とても組みやすいものになってます。
とは言えやはり固定には苦労しました。瞬着で固定してから流し込み接着剤で仕上げてます。
細かいパーツの仕上げ編です。
ステアリングの塗装は、モデグラの作例を参考に、カーボンデカールを貼って筆塗りしました。結構カラフルなので見栄えが良いですね。
アンテナはキット付属の金属線を使ってます。金属ニッパーで切断しましょう。
こんなパーツがキット付属とは気がききますね。
ちなみにノーズの底面と穴の二点で固定させてみました。これで強度良くくっついてくれたら良いのですが。
アンテナの先っちょに白い玉を付けてますが、これは最初リベットを2つくっつけてボール状にしたものを使ってみましたが、
大きすぎてなんだか似合わなかったので、瞬着を金属線の先に付けて白く塗る程度にしました。
最終組立です。
リアカウルは着脱式なのですが、やはり接着しないとぴっちり合わない、
というか固定力もなくガタガタなので、接着することにしました。
差し替えでFダクトを付けることができるのですが、さよならFダクト。
元々差し替えで遊ぶつもりも無かったので塗り分けもしてなかったですが。
という事でリアカウルを装着しました。
残念なことにリア周りのすり合わせがもうひとつピッタリいきませんでした。リアカウルが分割式というのはやはり面出しが難しいです。
あまり無理な力をかけて破損、接着剤のはみ出しなどは避けたかったので、ここは妥協しました。
やっぱF-1モデルはリアまで一体成型が理想的ですね-。
タイヤは付けてみたもの、前タイヤの並行が今ひとつ出なかったので、
左右に切れなくなりますが、ステアリング同調用の軸へはハメ込まず、接着して固定としました。(回転はします)
ということでこれで完成です。
製作時間は100時間ぐらいだったと思います。








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