2Way玄関の使い勝手
今日は玄関の間取りで、最近流行りの2Way玄関について。
我が家はこの2Way玄関を採用しているので、
その良いところ悪いところを語り尽くしてみます。
・2Way玄関って何?
・メリットは?
・デメリットあるの?
・アドバイスポイント👍
・まとめ
2Way玄関とは?
2Way玄関というのは、玄関ドアを入ってから2つの入口(上り框)を
作っている玄関になります。
玄関ドアを開けてすぐ見える部分は来客用とし、
少し迂回するルートを住人が使う、というパターンが一般的な間取りになります。
メリットは?
メリットは急な来客があっても、散らかった玄関を見せなくて済むという点です。
普通の玄関だと、ついつい色々な靴を置きっぱなしにしたり、
靴箱の上にカバンや帽子を置きっぱなしにしたりしてしまいますが、
玄関を常にきれいな状態に出来ることが最大のメリットです。
あとは、住人の使う方に手洗い場を設けたりすると、
帰った時の手洗いうがいもすぐ出来ますので、機能的です。
迂回する住人ルートには、
靴置き場、上着を置くクローク、帽子やカバン置き場など、
外出時だけ使う物を置いておけるので、家の中の整理整頓に一役買ってくれます。
デメリットってあるの?
そんな便利な2Way玄関ですが、
デメリットとしては玄関スペースをかなり大きく取る必要があることです。
これは2ルート作るので当然の事ですよね。
また、1ルート玄関+シューズクロークに比べると、収納効率はかなり悪いです。
これは2ルートにすることで収納に使える壁がかなり減ることになるため。
(図の2Way玄関を収納にすると、ピンク部分が収納スペースにできますからね)
ということで、ベビーカーなどを収納するため、我が家には別に玄関収納を設置しています。
あと、使ってみて思うのは、
住人がわざわざ迂回ルートを通ってるというのは、
見栄のために、持ち主がきれいな玄関を使えないという、
ちょっと空虚な気分になったりします。(慣れの問題かもしれません)
アドバイスポイント
もし2Way玄関を作るなら、住人ルートにはスライドドアを使うと良いと思います。
我が家は暖簾(のれん)にしようかとも考えたのですが、
暖簾を毎日くぐっていると、汚れがかなり目立つのでスライドドアにしました。
基本的には開けっ放しにして、来客時のみ閉めるようにしてます。
また、2Way玄関に限らず、シューズクロークには換気扇を設ける事をオススメします。
匂いが取れる板やエコカラットだから大丈夫、
という説明をメーカーはしてくれたのですが、
20年後にも効果が持続しているとは思えなかったので、、、。
あと、我が家の反省点として、クローク照明はセンサライトの方が良いです。
我が家では、玄関~廊下と、2Wayのクローク側の照明スイッチを別にしてます。
(図のオレンジの部分は別のスイッチで動作する照明)
これが失敗どころでして、ほかの照明で何とかなってしまうため、
ほとんどクロークの照明は使わなくなり、
無駄にスイッチが多いスイッチパネルになってしまいました。
あと、来客が裏からシューズクロークが見えないようにロールスクリーンも設置したのですが、
客が裏を通る時だけ、わざわざこれを下ろすのは面倒なので、
おそらく使わないロールスクリーンになりそうな予感がしています。
まとめ
以上、2Way玄関についてでした。
うちの奥様の強い希望で付けた間取りなので、スペース効率はイマイチですけど、
普段、来客対応する人が満足なら良いかな、と思ってます。
住人ルートを通って上着を着たり、カバンを取ったりすると、
なんとなく出撃準備をしている気分になって、
テンションがちょびっとだけ上がります。ガンダム世代です。(年齢がバレる)
ただ、これから子供が幼稚園や学校に通いだした時、
住人ルートを通らせるようにシツケるのは、なかなか難しそうだなぁと思ってます。
オススメ度は60点ぐらいで。
効率だけを考えるなら、効率の良い間取りではないし、
賛否両論ある間取りなので、導入する場合はよく検討する事をオススメします。
|
|
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません