インクジェットプリンタEPSON vs Canon選び【実は結構違う!】
家用プリンタを買う時、よっぽど書類の印刷をたくさんする人でない場合、
インクジェットのプリンタを購入してる方が多いのではないでしょうか。
そのインクジェットプリンタ(以下、IJプリンタ)の2大シェアを分け合っているのが、EPSONとCanonです。
brotherもありますが、シェア的にはそこまで大きくありません。
昨年末、Canonのプリンタが故障して買い替えた際、色々と調べてみたのでプリンタ選びの参考にしていただければ幸いです。
マイホームといえば家具&家電も関係あると思っていつも家電の記事も書いてるのですが、流石にプリンタはちょっとズレすぎ?!
元々使用していたプリンタはCanonのTS8030という機種で4年前に購入しました。
で、これが2021年の年末に故障したのですが、故障内容は
・写真印刷のときだけ黒色が出ない。
・モノクロ文書は黒色が出る。
という症状。なんでだろ?と思って色々調査してみました。
顔料インクと染料インク
まず、プリンタのインクですが、大きく分けて顔料系と染料系という種類があります。
染料系というのは、字の通り白い紙を染め上げるインクで、
顔料系というのは、色のついた粒子を乗せるインクです。
粒子は顔料系の方が大きく、プリンタのインクヘッドが詰まりやすいのは顔料系インクの方が詰まりやすいという話です。
(最近はだいぶ顔料系も詰まりにくいそうですが)
CanonとEPSONの6色は全然違う
で、CanonのTS-8030の故障ですが、この機種のインクは、
①顔料系の黒インク(大)
②染料系の黒インク(小)
③染料系のグレーインク(小)
と、黒系だけで3種類のインクを使い分けています。
ここに赤、青、黄を混ぜて6色としています。(マゼンタ、シアン、イエロー)
黒インク(大)は文書を安価に印刷できるように大きなタンクになっており、
写真や年賀状のような微細な陰影をつけるため②③の染料系インクを使っています。
対してEPSONの6色機は、黒、マゼンダ、ピンク、シアン、ライトブルー、イエローという構成で、赤と青の再現を重視しており、カラー写真とかを綺麗に印刷するのを重視しているようです。
Canon故障内容
で、今回、この染料系インクの②黒が今回詰まって故障してしまいました。
詰まりにくいという染料系なのはちょっと意外。
4年程度で壊れたので、「ちょっと短いなぁ」と不満に思いつつ知人とプリンタ故障したという話をしていると、知人のプリンタもCanonのIJ6色機で、同じく黒インク(小)が詰まって壊れたとのこと。
ちょっと偶然にしては珍しすぎません?
思えば、確かに他のインクはすでに2回変えてるのに、
このインクだけ減りがものすごく遅くて1回も変えてないんですよね。
つまりこのインクだけ4年間変えてないんです。
たしかに年賀状と、たまに文書や写真の印刷にしか使ってないため、
私のプリンタ使用量は少ないのですが、使用頻度が少ない場合は染料系の黒インクの消費がすごく少ないため、詰まりやすいのではないかと怪しんでます。
買い換えたのはEPSONのEP-713A
というわけで、買い替えたのは6色機のEPSON E-713A。
昔PM-G720という、EPSONのプリンタを使ってましたがこいつは10年ぐらい壊れなかったので、EPSONに戻ってみました。
ピンクやライトブルーという色はカラー印刷した時に結構使いそうだし、均等にインク消費してくれるのではないかと期待してるのですが、どうなんでしょね。
今回の件で、Canonがダメ!と言うつもりは無いのですが、カラー印刷の使用量が多くない人がCanonの6色機を使うと、染料系の黒インクが詰まり易いかも、というのを覚えておいてもらうと良いと思います。
今回買ったEP-713Aというプリンタは、メンテナンスBOX(インクを捨てておく箱)が満杯になるという仕様があるのでどれくらいで一杯になるのかは不安ですが、私の使用量ならそこまで一杯にはならない、、かな?
ある程度使ったらインクがどうなったか、またご報告してみようと思います。
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