テレビ受信を考える【アンテナかケーブルか】

2022年9月21日

今回はテレビをどう受信するかについて。
いよいよ話題がマニアックな分野に突入してきたなと思います。

いやいやしかし、アンテナなんて家造りの最後の方に「どうしときますー?」ぐらいのノリで聞かれるので
「じゃあ普通ので」と答えちゃいません?

私は知人から聞いていた情報があったので、一応前もって決めた上で「普通ので」という事にしました。

ではどんな選択肢があるのか?

早速見てみましょう。


八木式アンテナ

まずはテレビアンテナの定番、八木式アンテナです。

だれもが知っているお家の屋根に載ってる魚の骨みたいなアンテナです。
見たことはあっても名前は知らないという方がほとんどではないでしょうか。

平成を通り越して昭和のニオイすらある見た目ですが、今でもかなりの家で採用されるパターンです。

BS放送を受信する場合はこれにお皿状の受信機を合体させ、八木式BSアンテナになります。(そんな名前ではない)

後述のデザインアンテナに比べると低コストで受信感度が良いようです。

短所はやっぱりカッコ悪い点ですが、屋根ではなく家のサイド部分につけることで、
唐突感がなくなりますので少しは見栄えも良くなります。

これは外壁加工が必要なので、保証面からもハウスメーカーにやってもらうことをオススメします。

デザインアンテナ

最近増えているのがデザインアンテナという、BOX状のケースを付けるタイプです。

魚の骨みたいな物を付けなくて良いので家屋の見た目はスッキリします。

ケースに入っているので八木式アンテナより長寿命という事も期待できるようです。

コストはやや高めですが、それよりも受信感度が問題でして、
壁に付ける場合は受信する方位に付ける必要があります。

あと、形状的に設置場所によっては八木式アンテナより雪が積もりやすく、
その間は受信感度が悪くなるようなので要注意。

うっすらでも雪が降る地域だと影響があるようなので、気をつけて下さい。

ネットとかケーブルテレビ

そもそも今どき電波でテレビを受信しなくても良いという考え方もあります。

光ネット回線のオプションでテレビ視聴を契約することも出来ますし、
ケーブルテレビに加入する(地域によります)という手もあります。

これなら、家のデザイン的には一切邪魔をしません。

ただし、光回線のTV視聴オプションを付けると、大抵の場合は毎月500~1000円程度の費用が必要です。
これから安くなれば良いのですが、将来的に値上げされてもなかなか解約出来ない部分となるのは不安な点です。

あと、情報インフラが光回線一本化になるため、災害時に弱いという点もあります。

我が家は八木式アンテナをミサワホームで付けました

で、私は結局「八木式BSアンテナ」を家二階の側面に付けてもらいました。
家の外壁に加工しているので、ミサワホームにお願いしています。

光回線での視聴も考えたのですが、ランニングコストがかかり続けるのが嫌だったのでこちらをチョイス。

ただミサワホームに取り付けてもらうと、本体代と施工費で92,000円となかなかのお値段となりました。
外壁に付けるというこだわりがなく、屋根でも気にならないということであれば、
一般の業者さんにつけてもらう方が断然お得のようです。

検索してみると↓こんな感じのサイトがあり、半額以下で設置が可能のようです。

うーん、改めて見ると屋根上でも良かったかなという気にもなりますね。
このさくらアンテナさんだと、BS付でも3万円ちょっとらしいので、かなりお安く設置できそうです。

普段、人の家の屋根上のアンテナなんて気にしたことがないので、
見た目とか気にせずにコスト重視でも良かったかもしれません。