オープン外構のメリット5選
今回は久々、外構の話題です。
私の家はオープン外構でして、道路面は門柱以外完全に開放された外構です。
周りの家も割とオープン外構の家が多く、
最近の流行りという事でなんとなく選びましたが、
住んでみて実際どうなのかをメリット回・デメリット回に分けてご紹介してみます。
結論から言えばおススメと思うものの、ご近所との関係性や土地次第で変わってくるかなと。
そもそもオープン外構とはどういう外構か、なのですが、
その名の通り、オープンな外構です。
、、、石を投げないでください。
もう少し具体的に言えば、家の外構(庭)を開放的に設計する事でして、
道路側にフェンスや壁を設置しない外構の事です。
結構定義づけがあいまいなのですが、高めの目隠しフェンスや目隠し用の植栽が並ぶとクローズド外構と言えます
道路との境界をはっきりさせるため、腰ぐらいのフェンスがある場合もありますが、
この辺は少し曖昧ですね。
最近の家はオープン外構が増えてきているようです。
では、そのメリットからご紹介していきます。
〇費用が安く済む
オープン外構にすると、道路側のフェンスを設置しないため、その分費用を抑えることができます。
道路一面だけとはいえ、道路側にフェンスや壁を設置するとなると、
木目調にしたいとか洋風にしたいとか、見た目におしゃれな物を選びたくなるものです。
やっぱり意匠性が良い物って高くつくんですよね。
面積や物の良さによりますが、
道路側のフェンスの費用を節約するだけで20~40万円ぐらいはコストカットできると思います。
〇安くデザインにこだわれる
これは家の外観と庭の状態次第ですが、
フェンスが無くて開放的というだけで家の見栄えも変わってきます。
新しい家であればピカピカなのでそれだけで見栄えも良いでしょうし、
外観にもこだわったお家に設計してもらっているなら、なおさらフェンスで隠してしまうのはもったいないです。
特に最近の家の外壁は、サイディングだとしてもリアルな石壁調や木材調を演出できるので、
家自体をしっかり見せることで高いお金を出してフェンスを設置せずともお洒落な家を演出できます。
アプローチや植栽、庭自体にこだわればいわゆる「自慢のお家」を安上がりでアピールできると思います。
〇開放的
オープン外構にすると庭の内外からみる視界が開けていることで、庭が広く見えます。
特に家の中から庭を見た時、フェンスがあると庭が狭く感じます。
箱庭感があって良いという意見もありますが、やっぱりオープン外構は開放感があります。
あと、家の前の道路やお向かいの家など、土地の外の状況を普段からレースカーテン越しに見ることができますので、
「あ、約束してたお客さん来たな」とか、外の状況が把握しやすいという点も良いところです。
〇訪問客の車を停めやすい
道路と庭の境界を曖昧にしておくことで、土地ぎりぎりにお客さんの車を停めることが可能になります。
境界にブロックやフェンスがあると、駐車スペースを確保しても車が停めにくいこともあります。
(ブロックにタイヤが当たらないかな、、、とか)
あまりお客さんが来ないのに、大きく1台分のスペースを確保しておくのは結構もったいないと思いますし、
一時的な駐車スペースを最小限にしやすいのはメリットかと思います。
一時的に路上に停めてもらう場合でもフェンス無しだと停めやすいですしね。
〇防犯上優れる
意外なメリットなのですが、オープン外構の方が防犯性に優れると言われています。
目隠しフェンスがあると、中で泥棒が何かをしていても目立ちにくいですが、
オープン外構だと見知らぬ人が入って家の周りを物色していたら
ご近所さんの目が「ん?誰だ?」という感じに見えます。
これはご近所さんがいなくても、要は不審者が目立ってしまうというのが効果的なので、
空き巣からすると、「目立ちにくい家を狙おう」という心理になるようです。
以上、オープン外構のメリットでした。
フェンスを付けないという、言ってしまえば節約・手抜き外構なのですが、
メリットもあるので、最近では多く見られる外構です。
では、オープン外構のデメリットや注意点って何なんだろう?
という事で、次回はオープン外構のデメリットについてです。
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