LIXILのソルディーポートを選んだ理由【カーポート選びのポイント】

2022年2月16日

今回はカーポート選びについて。

カーポートって、風や雪に対する強度、デザイン、間口や奥行きの長さ、メーカーの違い等々、
選択肢が非常に多い商品でして、とても当サイトで全てを紹介できそうにありません。

そこで、我が家で選んだLIXILのソルディポートという商品に行き着いた経緯や理由を通じて、
カーポート選びのポイントを紹介します。



まず、カーポートが必要か不要かですが、私は「絶対欲しい」と思ってました。
今乗っている車がホワイトなので、青空駐車だと雨垂れがすごく目立つんですよね。

他にも、雪が積もらない、鳥フン攻撃を避けられるというのも魅力。

あとは冬に結露しなくなり、車の窓が凍らないというのも良いところです。(これ重要)
朝の忙しい時、凍った窓の霜取りってすごく面倒ですからね。

では、私がカーポートを選んだポイントについてご紹介します。


私がカーポートを選んだポイント

強度と明るさの兼ね合い

私の居住地は若干の積雪があるので、
余裕を持って50cmぐらいの耐雪性能にしようかなと考えていました。(毎年10~20cmぐらいが最大積雪)
しかし、昔から地元に住んでる業者からは、更に上の100cmタイプを推奨されました。

最近は温暖化の影響か、雪が減ってますけど、
雪は溶けて凍ると重くなったり、屋根から落ちてきたりしますので、
業者の勧め通り100cmタイプを採用することに。

多分50cmタイプでも問題ないと思いますが、
数十年に一度の大雪とかでハラハラしなくて良さそうです。

ただ、この積雪条件があるので、デザイン重視タイプや後方支柱タイプは選べなくなりました。

LIXILのカーポートSCや、四国化成のマイポート7なんかはすごい魅力的なんですけどね。
残念。




100cm耐雪で最初はYKKのジーポートという商品を検討していたのですが、屋根がスチールタイプなので屋根下が暗くなってしまいます。

我が家のカーポートはリビングに半分ぐらい被ってくるので、
カーポートの屋根がスチールだとリビングも暗くなってしまうため、採光もできる物を探しました。

そうして候補に残ったのは、
積雪100cmに耐えられて、屋根の明るさも確保できる、次の3商品でした。

LIXIL :ソルディポート
YKK :エフルージュツイン
三共アルミ:スカイリードZ

この中だと、富山に会社を構えるYKKの耐雪信頼性に惹かれたんですが、
化粧枠のデザイン性でソルディポートに軍配が上がりました。

間口幅と長さと高さと

カーポート選びでかなり重要になってくるのは間口サイズです。

基本的に幅は広いほうが使い勝手が良いのは間違いないのですが、
我が家の場合、間口を広げると前述のリビングにかかる問題があるので5400mmにしました。

現在うちにある車は、幅1850mmの5ドア車と、1480mmぐらいの軽ワゴンの2台なのですが、
片方が軽であれば、間口5400mmで問題なく使用できています。


この点に関してはPCで作図して、慎重に事前シミュレーションしました。

商品としては4900mmタイプも選べるので、検討してみましたが、
ちょっと狭そうなので、止めておきました。(図の赤線は4900mmのサイズ)

この5400mmで普通車2台になると、ちょっと狭いかもしれないですね。

やっぱり間口はなるべく広めのカーポートにした方が、乗降性も良くなるのでオススメです。

あと、3本柱は邪魔になるかと思いましたが、
車のドアとドアのちょうど真ん中に柱が来るので、そんなに困っていません。


停車する際の前後位置を気にする必要はありますけどね。

この辺は今の車なら大丈夫と見積もってましたが、次の車で不便になる部分かも。
(次の車がロールスロイスとかだと、観音開きで邪魔になるかもしれないですね(笑))

幅1850mmの5ドア車と、1480mmぐらいの軽ワゴンの車を実際の置いた感じは↓コチラなので参考にしてみてください。

悩んだ幅に対して、奥行きは短くてもそれほど困る点は無いかなと思います。

長くしておくと濡れずに済む範囲は広がりますが、どのみち風が吹けば多少は雨に濡れます。

雨の中で車の荷物を下ろしたりする場面で役立つかもというぐらいでしょうか。

奥行き長めにしておいて軽自動車の後方であれば、
自転車やちょっとした物置(例えばタイヤ置き場)を置くことも出来るかもしれませんね。

我が家は奥行き5700mmでも収まったのでそのままにしてます。
多少カットすることは業者の方で可能のようですが、柱の位置より内側まではカットは出来ないそうです。

高さは、通常のカーポートを選べばミニバンやSUVは十分入ります。

ただし、車のルーフキャリアーを積んでいる場合は開閉マージンや荷物の積み下ろし時に引っかかるかどうかを検討しておくと良いと思います。

あまり低くすると圧迫感もありますので我が家は2400mmの高さにしています。

低いほうが雨の吹込みに多少有利ですが、差はちょっぴりなので重視していません

屋根材の種類

カーポートの透明屋根は、昔アクリルだったようですが、
最近は強度と耐候性に優れるポリカーボネートが主流です。

ソルディポートは強度も確保するため、かなり骨組みが多いタイプとなっています。

屋根ポリカの色も選べるのですが、どの色でも紫外線に関してはほぼ99%カットしてくれます。

選ぶポイントは色を濃くして遮熱性を取るか、薄くして採光性を取るか、になります。

メーカーごとにラインナップは異なりますが、大体こんな感じ。

  クリアマット ,  クリアブルー ,  クリアブラウン ,  クリアブラック
明るい  ←                         →暗い
遮熱しない←                         →遮熱する

最近はクリアマットでも遮熱性の良いものが登場してますので、
業者に相談してみると良いと思います。

我が家はリビングの採光を重視したかったので、屋根材はクリアマットにしています。

遮熱性の高いタイプがソルディポートでは選べなかったのはちょっと残念。

外で遊ぶ時の日除け地帯を求めるなら、濃いめにするのも良いと思いますが、
あんまり濃いと、せっかくのクリアータイプの屋根材が少しもったいないかも。

クリアブラックを選ぶなら、スチール屋根や、おしゃれなアルミ屋根タイプも選択肢に入ってきそうです。


以上、我が家のカーポート選びポイントについてでした。

特に悩んだのは幅と採光性でしたね。

幅はライフスタイルによって将来的に乗るかもしれない車も含めて、いろんな可能性を考えてみてください。

我が家は、妻が軽自動車しか乗らないと宣言しており、
私も1900mmを超えるような幅の車は乗らないつもりなので、子供が成長して車に乗るまでは大丈夫そうです。

気になるお値段ですが、ソルディポートはちょっと価格が高く、
ジーポートに比べると予算が20万ほどアップしてしまいました。

デザイン、強度、採光性の良いとこ取りの製品で私の希望にはピッタリの商品だったので奮発しました。

あとは防犯と夜の利便性のため、センサーライト(型番:DSLD20C2)を付けてます。
\10,000ぐらいだったかな?

このへんは業者さんに良い感じのものを選んでもらいました。


明るく丈夫なカーポートとして選びましたが、実際明るさをしっかり確保できているので
奮発して良かったかなと思ってます。


ただまあ、ソルディポートの意匠性(木目枠)は悪くないものの、
コストカットしてYKKのエフルージュを選んでも良かったかなーという気もしています。

強度と採光を両立できるカーポートとしては、おススメ度80点ぐらいです。
もう少し価格が安くなると良いのになーと思ってしまいます。

上から見た写真です


外構外構,

Posted by pirana