家相について考える

2023年1月8日

今回はちょっぴりオカルト回で、家相についてです。

私自身は家相についてそれほど重視していないタイプなのですが、
風水的なものは一定の意味はあるのかなという考えです。

それに対してカミさんは家相やお祓い的な事をとても重視します。

片方が重視するなら、ある程度見てもらわないと家造りが進まないので、
専門の方に見てもらう事になりました。

やってるうちに段々私も詳しくなってきたので、
私が言われた家相についてご紹介してみたいと思います。

家相関係って、家系ブログでは結構珍しい内容だと思うので、
物珍しく見てもらえればと思います。


家の南西と北東は鬼門と裏鬼門(凶の方位)

家の中心から北東と南西を鬼門・裏鬼門といい、基本的には縁起の良くない方位とされています。
(鬼門は15度~75度、裏鬼門は195度~255度と考えるようです)

もっとも、これは昔の家なら一理ある考えで
西日の強く当たる場所や逆に日が当たりにくい場所にトイレ(薄い壁、汲取式を想像して下さい)を置くと、
日射があり過ぎ・なさ過ぎて、菌や匂いがまん延して病気になっていたから避けるという考えがあったという説があります。

水道蛇口も、飲水を少しでも清潔にするという考えがあったと推測します。

もちろん近代家屋でこんな心配は無用とは思います。
この仮説が合ってるかどうかも分かりませんので、別の理由があるかもしれませんけど。

一応、鬼門・裏鬼門に置かないほうが良いと言われたものは

×トイレ、飲水蛇口(キッチンという説もあり)
△玄関(南西は暑いから?)、お風呂


でした。

一説には、鬼門は古代中国の北方民族(匈奴)が攻めてくる方位なので鬼門の方位とされたのでは、
と家相を見る専門の方は言われていました。(諸説あるようです)

上記の不衛生で実際病気になっていた時代の考え方に、
後付けで匈奴が攻めてくる方位と言い出したのかもしれないですね。

ちなみに鬼門に上記の物を配置したとしても、
盛り塩をする、ナンテンやヒイラギを植える等で対策出来るという説もあります。

張りと欠け

家相的には家の外壁形状を正方形か長方形にすることが推奨されており、
欠けている部分があると凶相とするらしいです。

逆に張り出している部分は張りと言って吉とされています。
長さの1/3までが張り、それを超えると欠けと判定されるとの事でした。

ちなみに1階だけで判断するそうです。

張りと欠けの根拠は正直良くわからないのですが、
昔は家の強度を担保するため複雑な形状の家だと耐震性が悪くなるから避けていた、
とかがあるんですかね~。

神棚は南か東向きにして、階上と下を人が通れないようにする

神棚を設置する場合は方位を東か南にして、
その下を人が通らないようにするべし、とされています。

これは家相なのかよく分かりませんが、一応家相を見てもらった時に言われた事なので。

まあ神棚自体、今どき置く人も少数派と思いますが、設置される場合は注意しておくと良いと思います。


他に言われたこととして、

・トイレの階下/階上は居住スペースにしないこと。
これは不浄だから上下に人が住むと不吉、ということでした。
物置、お風呂、トイレならOKだそうです。

厳密に言うとトイレの部屋ではなく、便器の位置で判定するみたいです。

まあトイレの階上ならまだしも、トイレの階下にキッチンや居室を置くのは音とか気になるので、
フツーに避けている方も多いのではないでしょうか。

ただ、昔の日本家屋はそもそも二階建てでもないので、二階にトイレなんて無かったはずなので、
比較的最近できた説なのではないか、と言われていました。

このあたりが家相を見る人によって意見が異なる部分のようです。


・北西に家の主の部屋を配置すると出世する
これが私の家は合致しており、良い家相であると指摘してもらいました。
「これで出世しなかったら大概だよ」とか。

大概何なんだよ、とツッコミたいのですが。


これが当たったのかどうかは、、、20年後をお楽しみに。

・南東に女子を住まわせると早く嫁に行く
一応これ言われました。

うーん、南東だと人目に触れる機会があって求婚されやすかったとかが、、、あるのでしょうか?

我が家の二階南東は子供部屋で、娘がいるので実践出来るのですが、
まだ子ども部屋の割当は先の話になりそうです。

当たるかどうかは30年後ぐらいに分かるんですかねぇ。



という事で、我が家の家相についてでした。

あとは引っ越しする際に引っ越し経路の神社にお参りしたりとか、
凶とされる大将軍が今は〇〇の方位にいるから、
いなくなるタイミングで外構に着手したりとか、
まー色々有るみたいです。


そういえばカミさん、結婚式の日取りも大安・友引だけではなく、
その上で星回りなんかも気にしてましたし、子供の命名の画数もめちゃくちゃ守ってました。
なかなか今どき珍しい、古いタイプの人なんですよね。

私はかなりの理系人間なのでそこまでこだわらないのですが、
こういうのにこめられた昔の人の知恵と言うのは意外と無視出来ないとも考えています。

間取りや採光が深層心理に与える影響まで科学的にすべてが明らかになっているほど科学万能とは考えてなくて、
むしろ理系だからこそ科学で解明できてない事の多さも分かっているつもりです。

昔の人の統計に基づいて伝わっている部分もあるでしょうし、
数学的な統計と確率論のほうがアテになる部分もあるでしょうからね。

とはいえ、あんまりのめり込まず、程々に調べて程々に取り入れておくぐらいが調度良いのかなと思います。
専門家独自の考えなんかもあるので、調べ過ぎると制約が多くなって、間取りがおかしくなるでしょうしね。

とりあえず、家族は皆健康ですし、不慮の事故なんかもなく仕事もそれなり順調なので、
良いんじゃないでしょうか。(軽い)

ちなみに建てた後で家相が気になる方は、
塩を盛って清める、凶の方位にナンテンを植える、などの対応策もあるようです。

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ちなみに風水は夫婦ともにほとんど知らないので、あまり取り入れてません。

私は家相とちがうのかどうかもよく分かってませんが、
「東に置くなら掃除機は赤いと良いらしい」ぐらいのゆるい知識でウチの掃除機は赤色です。

いや、赤のほうが好きだっただけですけどね。

とまあ都合の良い部分だけ取り入れておけばハッピーだと思いますよ



その他

Posted by pirana