【今更レビュー】PS4版「FF7リメイク」を2週間でクリアした感想。グラフィックと戦闘は良かったけど……
今年の夏もカミさんが子どもを連れて2週間ほど実家に帰省するということで、自分へのご褒美(?)にゲームを買いました。
今回選んだのは、今更ながらPS4版『ファイナルファンタジーVII リメイク』です。さすがに発売から時間が経っているので、だいぶお安くなっておりました。
ちなみに他の候補としては……
- ペルソナ3R: 長すぎて2週間でのクリアは無理そう。
- ロマサガ2リベ: 同上。というか、ロマサガ2や3はやっぱり原作(リマスター)が好き。
- ユニコーンオーバーロード: 興味はあるけど、こっちも腰を据えてじっくりやる系っぽくて断念。
という事でお手頃なFF7Rをチョイスしました。今更このタイトルのレビューを書いても需要は全く無さそうですが、せっかくなのでツラツラと書き留めておきたいと思います。

出典:スクウェア・エニックス
1. グラフィックはさすがの圧巻!
PS4で最高峰と言われるグラフィックは伊達ではないですね。
さすがスクウェアの全力投球(あえてスクエニとは言いません)。
光や水の描写、夜景の美しさ、戦闘シーンの派手さもスゲエの一言。語彙力がなくてすみません。
布の質感や肌のリアルさも凄まじいです(主要キャラとモブの力の入れ具合の差はご愛嬌ですが)。
私にはPS4とPS5の違いはよく分かりませんし、もうゲーム機はPS4くらいで十分だと思わされました。
(ハード買い替えの負担や、高騰し続ける開発費のデメリットを考えると、もうこれ以上リアルを求めなくてもいい気がします……)
キャラクター造形とリアルさのジレンマ
キャラクターの衣装や髪型がアニメチックなのは、昔のゲームのリメイクならでは。
クラウドのツンツン頭やエアリスの衣装の色など、FF15や16あたりの「現実寄りの造形」とはまた違った良さがあります。

グラフィックの解像度が上がったことで、デザイン的に「これは違和感あるな」という部分もあるのですが、昔のゲームだから受け入れやすい気がします。
とはいえ、追われていて素性を隠したいテロ実行犯なのに、町中で大剣やガトリングガンを堂々と持ち歩いている絵面は、昔のゲームならスルーできても、リアルな映像になると少し気になってしまいます。
ここが、解像度の高い映像の難しいところですね。
2. 戦闘システムは意外と良かった(見直した!)
アクションを落とし込んだ戦闘システムですが、FF13のときのようなダルさは感じませんでした。適度にアクション性もあり、クラウドが剣を振るうだけでも火花が散って派手さと爽快感があります。
ボス戦も途中で演出が入り、「映画を操作している感覚」を目指したのがよく分かります。
元々FFはムービーが多く、「ゲームなのに映画路線」は賛否両論ですが、ここまで潔く振り切っているならアリです。
ただ、ボスがとにかく硬い! 演出が入るのもあって、1戦に20分〜30分かかることもザラです。
満足感や達成感はあるものの、やられたときの「最初からやり直し」のゲンナリ感も大きいので、もう少しテンポよく短めにしてほしかったかも。
アクション戦闘の「向き・不向き」個人的まとめ
- ○なところ: 爽快感がある、ネットで攻略を見てもゴリ押しできない、ボス戦の演出が映える。
- ×なところ: 仲間との共闘感が薄い、操作に慣れが必要、MP管理が大味になりがち。
あと、終盤のバイク脱出ミニゲームのボス戦で、接近時だけカメラアングルと十字キーの操作がチグハグになる仕様は、めちゃくちゃ遊びにくかったです。演出優先でストレスをかける作りは、正直やめてほしかった……!

3. ストーリーは「薄めすぎ」じゃなかろうか
原作で言うと最初の数時間で終わる部分を、40時間近くに引き伸ばしているため、どうしても「ストーリーの薄めすぎ感」は否めません。
キャラや世界観の掘り下げを楽しめる反面、しょうもないお使いクエストや水増し感がすごいです。
【例:コルネオの館に潜入するためのお遣い地獄】
- コルネオの館に潜入したい
- 紹介状が必要なので有力者に会いに行く
- 変装用の衣装が欲しいので闘技場で4連戦
- 衣装ゲット。でも着替えに時間がかかるので街のトラブル解決(サブクエ)
- 女だけでは危険なので主人公も変装することに
- 有力者に話をつけ、なぜかダンス対決に勝利する
- ダンスミニゲームを経てようやく変装完了!
これだけで2時間以上かかりますからね。水増しっぷりがハンパないです。
価格:870円(税込、送料無料) (2026/9/14時点) |
リアルになったバレットのヤバさ
グラフィックがリアルになったことで、黒いサングラスに色黒のいかつい風貌になり、言動も完全に過激派テロリスト。声質や仕草も相まって、「どう見てもやべぇヤツ」にしか見えません。大量破壊テロをやらかしつつ、娘のマリンを溺愛している姿も、悪い意味でギャップが凄いです。

主人公サイドのストーリーの主軸がバレットの手伝いなので、どうにも共感しづらい。
原作では終盤に「あのやり方は間違いだった」という反省がありますが、分作の第1部だとヤバい奴のまま終了してしまうので、モヤモヤが残ります。
あとセフィロスがちょいちょい出てきて「これ幻覚?記憶?現実?」と分かりにくかったり、
分作1作目ゆえに「おれたちの戦いはこれからだ!」で終わってしまう構成は、40時間遊んだあとの達成感が得られにくい損なところです。
4. まとめと今後の希望
とはいえ、FF7に直撃した世代としては十分に楽しめました! グラフィックは圧巻だし、戦闘もよく出来ていました(ちょっと硬かったけど)。

ただ、PS5を買ってまで「FF7リバース」をやるかと言われると……うーん、そこは微妙です。
ファンが多い作品とはいえ、ハードをまたいだ3部作はハードルが高すぎます。
あと、リメイクでは「エアリスの生存・死亡どっちだ?」が、確かに大いに気になるテーマなんですけど、
個人的には原作のままのほうがシンプルな感動があるのでそのままで良かったんじゃないか派です。
リバースは生存・死亡どっちにするかという所をテーマとして大きくしすぎて話が難しくなってるみたいですし。

個人的には、「素材は揃っているんだから、開発費を抑えて50〜60時間くらいのボリュームで、原作準拠のシナリオ、かつコマンド戦闘の『FF7クラシックリメイク』みたいなゲームを出してくれねえかなぁ」と思ったりします。
シンプルな感動ができたFF7本来のシナリオを楽しみたいんですよねー。
当時のオジサン世代を取り込むなら、アクション全振りの今作より、馴染み深いコマンド型の方が間口が広いはず。
今のPS5はかなりのコアゲーマーしか持っていないと思うので、当時のライト層まで取り込むなら、PS4・PS5・PC・Switch2あたりまでマルチで展開してくれたら、下手するとリメイクより売れそうな気がするんですけどねぇ。
なにはともあれ、FF7リメイクという大作を楽しむことができました。
いつかSwitch2買ったら、リバースにチャレンジするかもしれません。








ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません