エコキュートの容量

今回はエコキュートについて。

ちょと昔のお風呂は薪、その後灯油やガスで沸かすのが普通でしたが、
近年急激に増えているのが電気式の給湯です。

いわゆるエコキュートというやつで、電気代の安い夜間の間に沸かしてためておくという賢い製品です。

オール電化のカナメといえるこのエコキュートですが、メーカーや容量などに差があって少し悩むところです。

今回はそんなエコキュート選びのポイントを紹介してみます。


メーカー選び

エコキュートのメーカーは
パナソニック、日立、ダイキン、コロナ、三菱電機あたりがメジャーどころです。
特にパナソニックのシェアが高いみたいで、私の家もパナソニックです。

各社、それぞれに特徴はあるのですが、勝手なイメージはこんな感じでしょうか。

・コスパと省エネのパナソニック
・マイクロバブルが魅力の三菱電機
・熱交換技術&堅牢性のダイキン
・直圧タイプでおそうじ浴槽と相性の良い日立
・災害対策が充実のコロナ

どうですかね、かなり個人的な印象なので参考程度にしてもらえれば幸いです。

個人的にはハウスメーカーや工務店のオススメメーカーが上記の5社であれば
問題ないと思いますが、当サイトがイチ押しのおそうじ浴槽はある程度水圧が必要なので確認してみてください。

出典:パナソニック

370Lか460Lか問題

エコキュートはタンクの容量が選べまして、
3~5人家族なら370L、4~6人家族なら460Lという目安があります。

、、、うち4人家族なんですけど、どっちを選べばいいんですかね?

と思われる方は結構多いんじゃないかと思います。

実際、夫婦+子供2人の家族構成ってよく当てはまるパターンではないかと。

で、4人家族でどちらを選ぶかというのは、難しいところなんですが、
家族が全員大人、しかも女性比率が高いなら460L、
それ以外は370Lでも良さそう、と思います。

浴槽のサイズやシャワーの節水意識、両親がたまに宿泊するなど、
いろんな要素がありまして一概に4人なら370Lで十分とは言い切れない所です。

ただ、普通の浴槽、そこそこの節水意識、基本的に泊まる来客は無し、とかなら
4人で370Lでも大丈夫そうです。

そこらへんがやっぱり心配になる方は4人でも460Lをおススメします。

容量を460Lにすると5~10万円コストアップしますが、
普段の使用量に応じて湯沸かしする量が決まるため電気代はあまり変わらないとのこと。
初期コストだけの比較で決断して大丈夫そうですよ。

ちなみにエコキュートは10~15年くらいで大抵は寿命が来るので、
子供が小さいならまずは370Lからという考え方もアリかと思います。


以上、エコキュート選びの基準でした。

ちょっと前までは太陽光発電のブームと共にオール電化がかなりブームでしたが、
昨今の電気代高騰を受けて考え直す時代かもしれません。

実際ガスや灯油を燃やして給湯、火力を電気に変換して送電してから給湯では、
エネルギー効率的に電気の方が悪いです。

しかし、都市ガスの無い地域だとまだまだエコキュートのコスパが勝ちますし、
太陽光パネルや蓄電池が進化すればかなり省エネできます。

電気というエネルギーの柔軟性、進歩への期待度は、オール電化選択の後押しになると思います。

まさに過渡期の今、どちらにするかは日照、寒さ、都市ガスの有無、予算などでじっくり検討してみてください。