我が家の3年間の電気代推移

2024年9月7日

今回は私の家での電気代推移を紹介してみようと思います。

支払い金額と、太陽光での売電収入の両方をグラフ化しつつ、
1年を通じでどんな金額になっているかを見てもらおうと思ってます。

1か月ごとに集計しつつ、2021、2022、2023の2年分を集計してます。
ちょうどロシア・ウクライナ紛争で電気代の上がる前と後や、
太陽光発電のバラツキや劣化具合も見てもらえると思います。

ではどうぞー。


我が家の電気設備について

前提として、我が家の主な電気設備や状態を書いておきます。

使用状況
・オール電化なので給湯も電気。夏でも湯舟にためる派。
・暖房はエアコン+加湿器がメイン。(書斎で石油ファンヒーターも使用)
・平日は子供とカミさんが在宅
・調理はIH、食洗器は一日一回使用。
・洗濯は縦型+別置きの電気乾燥機
・全館空調無し
・電気自動車無し

太陽光発電や電力会社について
・太陽光パネルは4.5kw(ひかえめ)
・日照時間は日本全国でも平均ぐらいかやや少なめ
・積雪もあるので冬の発電は不利
・関西電力なので料金上昇率は全国平均より小さい
・蓄電池は無し(全固体電池が普及したら考えるかも)

とまあオール電化の普通の家です。太陽光はやや控えめ。

2024年現在、我が家で入っている電気料金プランは、関西電力のはぴeタイムRというプランです。

基本本料金(10kWまで) 1契約 2,409
(10kwは瞬間最大消費の電力で、我が家は10kwプランで入ってます)

デイタイム(AM11~PM5) 28.87 /26.24 (夏季/他季)
リビングタイム(AM7~10/PM5~11) 22.80
ナイトタイム(PM11~AM7) 15.37

日々の電力内訳

我が家の消費電力の内訳は、非常にザックリした計算だと以下のような感じです。

換気扇、無線LAN、冷蔵庫、給湯の維持、トイレの便座等の留守でも常時消費の電力が160W/h、一日で4kwhほど。
 月の電気代でいえば3000円。年間36000円ぐらいかかっている計算。

 
 温便座は弱、換気扇は弱にして、ストレスのない範囲で省エネは心がけているんですけど、
 結構家の維持にかかる電気代は多いんですねぇ。

・給湯は夜中にぐっと増えるのでLinkGateのグラフからおよそ差分で推定出来ます。
 冬だと一日6kwhほど消費しているようで180円ぐらい。
 夏だと一日3kwh行かないぐらいなので、90円ぐらい。
 ということで給湯費平均は約135円/日で、年間350日沸かすと50000円ぐらいです。

・電気式の洗濯乾燥機も結構使ってまして、ほぼ毎日使ってます。
 一応深夜料金を狙って23時以降に回すことが多いです。
 洗濯乾燥に関しては1回50円×30日で1500円/月、18000円/年ぐらいですかね。

・残りはエアコンの消費が大部分と思います。
 これは算出が難しいのですが、夏冬は6000円/月、平均で3000円/月ぐらい?
 というわけで空調は年間36000円ぐらいでしょうか。
 照明、IH、IT機器はまあ大した電気代じゃなさそうです。

・というわけで内訳は、
 常時使用電力(換気、冷蔵庫、温便座、給湯保温、無線LAN)で30%
 給湯(お風呂)が40%
 エアコンで20%
 その他で10%

 という内訳ですかね。どんぶり勘定ですけど。
 まあなんせ、お風呂はなかなか電気代かかってます。

2021~2023の電気代

では3年分を並べた結果です。(グラフは2021~2024の各月平均値)

データやグラフから読取れることは色々あると思いますが、
私として以下のような事を思ってます。

・3年間の平均電気代は
電気代:9262円/月
売電収入:6813円/月
でした。差し引きすると平均2449円/月。

これが我が家の1か月の平均出費という事になります。

最近の家にしては太陽光パネルが小さいので控えめですが、
電気の消費量も子供とカミさんが常時家にいるわりには少なく抑えられてます。

ちなみに売電は昼間の消費電力と差し引きになるので、この6813円がすべての発電量ではありません。
この金額では12か月10年経過してもも81万程度で、これでは太陽光パネルの金額からすると大損です。
発電ワット数の累計は不明なのですが、おそらく10年でトントンぐらいのペースなのかと思われます。

・売電のピークは5月なんだなー
売電価格は消費後の電力での価格なので、日中使用していると売電価格は低下します。

よってエアコンを使わず日照時間も長い時期が有利です。

加えて真夏は日光が強そうですが、気温が高いと発電効率も若干落ちるため、これらの条件で5月が一番ピークになってます。
夏至である6月が日が昇ってる時間は長そうですが、梅雨やエアコン使用が入ってくるため5月より売電額が落ちているようです。

・冬場の売電はバラつきが大きい
冬場(12月~2月)の売電はあまり安定してません。
これは雪が積もると数日発電できない事もあるためです。

地域にも寄りますが積雪の発電損失は年間を通じて3~5%ぐらいのイメージでしょうか。

・太陽光パネルの劣化は3年ではほとんどなく、天候によるバラつきの方が大きい
月ごとに3年分データを並べても、合計値を3年分並べても、
とくに減少傾向というのは感じませんでした。

太陽光パネルの発電効率が落ちることは少なくとも数年では無さそうですね。
(20~30年ぐらいで劣化が分かるぐらいになると聞きますし)

・消費電力は圧倒的に冬が多い、、!
電気代は冬が目に見えて大きいですね。
これは給湯の電気代がハネ上がってます。

エアコンも冷房より暖房の方が電気代大きいのですが、給湯費は冬の方が倍ぐらいかかります。
やっぱりキーンと冷たい水をアツアツのお湯にするのは相当電力を使うようですね。

ちなみに1年目の消費電力が少ないのは、省エネ張り切ってて温便座OFFとかしてたからです。
あと当初は子供が1人だったというのも多少は関係あるかもしれませんが、
実感として子供一人増えたからといって電気代が増えてる気はあまりしてません。


という事で我が家の電気代一気に紹介編でした。

太陽光は控えめですが、電気使用量も結構節電してるつもりなので、
支出も収入も控えめではないかと思います。

まあ電気代の相場も今は高いですが、今後上がったり下がったりするのなら、
支出が小さいのがリスクが小さくて望ましい状態ので出来るだけ省エネ生活で行きたいですねー。

現状はカミさんが専業主婦&子供は家にいる状態ですが、
そのうち働くそうなのでライフステージの変化や、売電契約(FITS)が終了してからどうなるか、
また紹介する機会があればデータを取ってみようと思ってます。