トヨタホーム・4つの注意点

前回はトヨタホームの特徴について紹介しました。

今回はその注意点についてもご紹介する回、、、
なのですが実のところ、あまり深く商談してないのでちょっと薄めの知識ではあります。

薄味とは言え、検討している人の参考になれば幸いです。



×強烈な特徴が無い

トヨタホームって優良な鉄骨メーカーではあるものの、
ハウスメーカーとしての特徴としてはややインパクトに欠けるメーカーに思います。

キャラが被っているセキスイハイムなんかは「あったかハイム」のような、
キャッチーなCMを打ってますが、そういう商売上手さもないんですよねー。

ハウスメーカー同士の比較で横並びの中から一社選んでもらうには、
キラリとした特徴もほしいところです。

この点、やっぱり住友林業のBF工法とかインパクト強いよなーと思う次第です。

元がトヨタブランドだけに、ブランド特徴としてカチオン電着とかEV設備とか、
車由来にしないと説得力を出しにくい、というメーカー特有の悩みもありそう
ですけどね。

×デザインに力を入れてない

これはわりと担当設計さん次第な所もありますが、デザインに対してあまり強くない印象です。

私も見積もってもらった時、「縦格子とかあるとモダンでいいのですが」と伝えた所、
大きな窓に格子をいれた監獄のような寝室を提案されたり、
ちょっと外観については「んんー?」と思うような提案をされました。

担当さん次第とは思いますが、元々外観についてアピールされてない所からも、
デザインにはあまり力を入れてない会社なのかな、という気がします。

×メーターモジュールは注意すべき点でもある

幅の広いゆとりのある廊下やトイレが魅力のメーターモジュールですが、
限られた土地で間取りを組むと、無駄に広い廊下になったりします。

尺モジュールをそのままメーターモジュールにすると1割ほど家が大きくなる計算なので、
面積も費用も必要になるのは要注意です。

あと、家具や家電はわりと尺モジュールを基本に設計されている事が多いので、
家具や家電を購入すると間取りにジャストフィットしづらいという可能性があります。

×間取り制限がある

セキスイハイムの紹介でも挙げましたが、
やっぱり鉄骨モジュールだと細かい間取り分割なんかは出来ないようです。

私の家では、2階のトイレを半マス削って寝室にちょっとした収納スペースを作ったり出来たのですが、
そういう細かい間取り工夫は制限がかかるようです。


トヨタホームのまとめ

ということで、トヨタホームの特徴と注意点についお送りしました。

個人的には相談を進めていた営業さんがちょっと大人しすぎて相性が合わないと感じたのと、
最初に出してきたプランが希望していない平屋だった事もあって、早い段階でお断りしました。

しかし、商品力自体や設計コンセプト自体は今でも気に入っており、
自由度の高いセキスイハイムみたいな印象でむしろ優良メーカーだと思っています。

もし次回建てるとしても、また検討候補には入れたいメーカーの1社です。

最後にトヨタホームについてオススメな人、そうでない人は、、、

○向いている人
・工場生産による安定した品質を求めたい人
・鉄骨希望の人
・電気自動車に興味がある人
・セキスイハイムを考えている人
・大手ハウスメーカーにしたいけど予算は絞りたい人

×向いてない人
・そもそも木造がいい人
・ハウスメーカーとしての特徴が欲しい人