蔵とスキップフロア
今回は蔵とスキップフロアについてご紹介します。
ミサワホームと言えば蔵とスキップフロアとまで言われますが、
どのようなものなのか、簡単にご紹介します。
蔵とは
ミサワホームで言われている蔵とは、室内高さ1.4m以下の部屋(主に物置)の事です。
日本の固定資産税では1.4m以下の部屋だと課税対象外なので、維持費が安く済むというメリットがあります。
この税制をついて、「物置ぐらいだったら1.4mで十分」という考え方をした部屋が蔵ということになります。
0.5階というちょっとしたスペースを収納空間にすることが出来るので、
蔵導入の家は収納エリアが平均50%増えるとのことです。
天井が低いことでちょっとした秘密基地感が男心をくすぐりますし、
特に小さなお子さんには喜ばれると思います。
また、1.5階に配置することで1・2階での騒音が相互に聞こえなくなるという
間取りのクッション的な使い方もできるようです。
昔はミサワホームの特許商品だったのですが、
今では特許も切れたのでどのハウスメーカー・工務店でも施工可能です。
蔵とスキップフロア
スキップフロアと言うのは蔵を0.5階や1.5階に配置して、
ちょっとした階段で階を区切る間取りを指します。
階段の段数が0.5階だと昇り降りが楽といえば楽です。
階段が小さいことで、子供が万が一転落した時に大怪我するリスクを低減することも出来ます。
ただし2.5階になってくると、
階段を2回登らないと目的の部屋に到達できない間取りもありえます。
ミサワホームはこの蔵を長年提案し続けているので、蔵や吹き抜けを組み合わせた立体的な家の設計が得意です。
これは営業さんにも設計さんにも言えることです。
ただし、間取りの図面で1階・2階 と明確に区切られず、1.5階や2.5階が登場するので
提案される施主側の髙い理解力が求められるのが難点です。
1.5階や2.5階という間取りによって部屋数が多くなりますし、
ゆるくつながった1階と1.5階というような斬新な間取りが可能になります。
特に0.5階の違いという、完全に区切られてない部屋や廊下の繋がりは、
図面だけではわからない面白さと魅力があるので、
このあたりはぜひミサワホームのモデルハウス等で確かめてみて下さい。
ということで蔵とスキップフロアについて、ご紹介しました。
蔵はミサワホームの代名詞というくらいの商品です。
特にモデルハウスでは2.5階から2階のスペースに声をかけることが出来たりと、
面白い間取りがあるので一度は体験してみてほしいです。
一応私の家でも、2階の一角に2.5畳程度の蔵スペースを設けました。
次回はその蔵についての注意点と、実際使ってみての感想を紹介します。
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