蔵の注意点【ミサワホームの蔵】
前回は蔵とスキップフロアについてご紹介しました。
そんな蔵について、いくつかデメリットと注意点、
そして導入してみた感想をご紹介してみたいと思います。
先に結論を言ってしまえば、「固定資産税対策ではオススメしません」
蔵の注意点
天井が低いので姿勢がツラい
1.4mなので平均的な身長の大人だと中腰か四つん這いで入ることになります。
どちらの姿勢だとしても、長時間はキツイです。
もちろん物置なので、それほどしょっちゅう入らないのですが、、、。
子供は喜んで入っていくんですけどねぇ。
![](https://pirana10.com/wp-content/uploads/2022/12/hinan_kaji_people2.png)
台車を使うならフローリング、そうでなければカーペットもあり
大人にとってしんどい姿勢なので、重量物や大きな物を蔵の奥まで持って入るのはよりいっそう大変です。
そんな時に役立つのは車輪付きの台車。
ただしこれを活用するなら蔵の内部はフローリングにしておきましょう。
カーペットやクッションフロアだとキャスターが思うように動かないので、
特に重量物の移動がしんどくなります。
![](https://pirana10.com/wp-content/uploads/2022/12/nidai_hakobu_tenin_woman_box.png)
逆に、それほど奥行きが無いなら台車も要らないので、
その場合はカーペットフロアも結構オススメです。
天井が低いため、中の整理をすると座り込んで作業する機会が多いのですが、
カーペットにしておくと座って作業する時寒くも無いですし、
ヒザやお尻にだいぶ優しいです。
入口から奥行きを長くしない
蔵の部屋はドア(蔵の入口)からの奥行きを長くしないほうがオススメです。
1.4mの高さで奥行きが例えば5mもあると、蔵の奥まで物を運んだり取り出したりするのが、
とてつもなく面倒に思えます。
私の家の蔵は、この点は気を使って間取りを考えたので、
奥行きは2m程度に抑えてます。
長尺物が場所を取る
スキー板や釣り竿といった、
立てかければほとんど場所を取らないような物も、横置きする必要があるので、
それなりに場所をとってしまいます。
そしてこのスキー板を縦に出来ないので横方向にしたまま蔵の中を移動する、
という行為はただでさえ姿勢的にキツい蔵の出し入れが、より一層しんどくなるかもしれません。
![](https://pirana10.com/wp-content/uploads/2022/12/winter_sports_snow_ski_ita.png)
もし長尺物をたくさん持っていて収納したい場合、
普通の天井高さの収納部屋も用意するほうが良いと思います。
頭上注意
蔵の中で整理整頓の作業を10分ぐらいしていると、
ついついいつもの癖で立ち上がってしまい、結構勢いよく頭をぶつけることが何度もありました。
![](https://pirana10.com/wp-content/uploads/2022/12/hair_atama_kayui.png)
わりと石頭なので事なきを得てますが、長時間作業後は特に気をつけて下さい。
そして、蔵の照明はダウンライトのような出っ張りのない照明がオススメです。
天井にスポットライトなんて付けた日には、ホントに怪我しかねません。
ということで蔵についての注意点でした。
失敗談も含めてですが、蔵は結構デメリットも多いです。
固定資産税が低減されると言っても、
よっぽど大面積にしない限りは年間数千円の節税になるぐらいでしょうか。
日常利用にかなり影響が大きいので、節税目的だけなら普通の天井高さにするのをオススメします。
ただ、スキップフロアで間取りを工夫するなら導入する可能性が髙いので、
その時は上記の注意点に気をつけてみて下さい。
例えば4.5畳分のスペースを蔵にするとしても、中央を壁で仕切って入口を2箇所にすると、
奥行きを抑えつつ壁が増えるので収納棚がたくさん置けるという効果も期待できますので
間取りが許すなら検討してみて下さい。
![](https://pirana10.com/wp-content/uploads/2022/10/image-2.png)
![](https://www14.a8.net/0.gif?a8mat=3NJ2OH+8GTYIA+53M0+609HT)
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