キッチンのカタチ【ライフスタイル】

2021年8月14日

キッチンって昔は壁に向かって設置されているものでしたが、
今どきは対面キッチンが主流になっていますよね。

今回はキッチンの設置方法についてを紹介します。

キッチンの種類と特徴

・壁付けキッチン
・対面キッチン(ペニンシュラキッチン)
 -手元を隠す?
 -コンロには壁をつける?
・アイランドキッチン

・壁付けキッチン

まずは昔ながらの壁付けキッチンの特徴です。

○スペースを有効活用できる、窓の外を見ながら料理ができる
×リビングに背を向けての作業になる

最近の新築ではあまり選ばれてないキッチンになっています。
最大の理由はやはりリビング側を見ながら作業ができないこと。

家族の様子を見ながら作業したり、
リビングのTVを見ながら作業したりすることが出来ないのが理由かと思います。

ただ、子育てが終わった世代や、テレビはiPadでyoutubeやamazonプライムなどを見れば良い、
という事を考慮すると、スペースは有効に使えると思います
ので、
選択肢として無しではないのかな、と思います。

・ペニンシュラキッチン

ペニンシュラキッチンの特徴はこんな感じです。

○リビングの方を見ながら作業ができる
×開放感はアイランドキッチンの方が上

最近多いタイプで、リビングを見ながら作業出来るのが魅力的。

キッチンカウンターをちょっと高くして手元を隠したり、
コンロの前を壁にして油ハネ防止&鍋を隠したり、
色々カスタマイズ出来ますので、
開放感と収納のバランスを考えて設置を検討すると良いでしょう。

機能性と家族との対話を両立できる、メジャーなキッチンです。

・アイランドキッチン

最近、人気が出てきているのがアイランドキッチンです。

キッチンの両サイドに通路があり、とても開放感があるキッチンです。

○開放感は抜群に良く、2人以上での共同作業がしやすい
×片付け力が試され、かなり横長にスペースが必要なので家の構造が心配

やはり開放感はとても良いタイプです。
ただ、手元隠しやコンロの前の壁は無くなるのが一般的なので、
キッチン上の調味料や鍋は片付けておくか、センスよく置く必要があります。

両側からアクセスできるため、
夫婦で料理、親子で料理、というのはやりやすくなります。

ただし、子供が小さい場合、子供侵入の防止柵を両側に設置する必要があるので、要注意です。

あと、キッチン周りに通路が必要になり、柱も置きたくないので、
家の強度やスペースが必要になります。

構造的に許されて、マメに片付けを出来る方なら、
オシャレで開放的なキッチンになるのでオススメです。


私の親が家を建て直した時、壁付キッチンにしていたのですが、
「なんで対面キッチンにしなかったの?」
と聞いてみたところ、
「毎日、外の風景を見ながら料理するほうが良い」とのことでした。

キッチン壁に大きい窓を付けてて、
家裏の柿の木や道路向こうの家の庭をがよく見えます。

子育ても終わった世代なので、
そういう四季を楽しむという考え方もあるのかなーと感心した次第です。

で、私の家ですが、ペニンシュラキッチンで、手元隠しは15cmほど、コンロの前は壁にしました。
カウンター上には収納を付けてません。

面白みは全然無いですが、機能性を重視したので、
使いやすくて良いキッチンになったのではないかと思います。