TOTOのお風呂サザナを徹底レビュー【洗い場編】
住宅設備の中でもキッチンに次いで悩ましいのが、お風呂ではないでしょうか。
家を建てる時点で、各社のお風呂の特徴について最新の情報を持っている方も少ないと思います。
私の場合、知人が半年先行して家を建ててまして、
その方に「おそうじ浴槽、マジサイコー!」と聞いていたので、TOTOを選びました。
おそうじ浴槽についての記事はこちら↓
実際、TOTOのサザナというお風呂を使ってみてどうなのか、
使用感を交えてご紹介してみたいと思います。
TOTOのお風呂(サザナ)の特徴と使用感【洗い場】
・ホッカラリ床
・水栓
・テーブル
・収納ラック
■ホッカラリ床
TOTOの洗い場の床は、ホッカラリ床というクッション性のある床が特徴です。
バスマットを敷かずに洗い場で座ったりできるので、
マットがカビたりヌメったりしなくて済みます。
また、普通のプラスチックの床などと違って、
断熱性が良くてヒヤッとしないため、冬場の入浴ではありがたいです。
浴槽側の床は立ち上がっているため、汚れが目地に溜まらないのは嬉しい工夫です。
ただし、この床はクッション材の上にプラ系の板を貼っているので、
経年でこのプラ部分が内部で剥がれて、床面が浮いたりするという報告もあるようです。
あと、ネーミングほど「カラリ」とはしてくれず、案外水ハケは良くないです。
我が家では、除菌水の床ワイパー洗浄を毎日やってて、換気扇も24時間動作しているのですが、
徐々にピンクカビが発生してしまいました。
この床の格子模様、凹み目地が微妙に深くてスポンジとかでは汚れは落ちにくいです。
我が家では100均のブラシで床掃除してます(スポンジよりはブラシがオススメ)。
目地が細かいため、細かいピンク汚れを落としきるのが難しいのも困った点です。
床のピンクカビに関してはアパートの安いお風呂に付いていたプラ床の方が、
メンテが楽でした。
シャワーのホースが触れるところは特にピンクになりやすいので、
気になる人は、ホースの固定位置を5cm程上げておくと良いかもしれません。
(低い方の固定位置です)
さらに、排水溝のフタの側面に角溝が切ってあるのですが、
ここに汚れが溜まりやすく、しかも角溝なので猛烈に掃除しづらいです。
この点は溝を丸めるなどして、改善してほしい部分ですねー。
また、浴室の壁側や入口はフツーにパッキン目地の区切りなので、
ホコリやカビには要注意です。
洗い場の床は各社工夫がされており、
パナソニックだと端が立ち上がっている「スミピカ」という商品で、
さら電気式の床暖をオプションで入れることが出来るようです。
ということで、TOTOのホッカラリ床、名前負けでイマイチという評価です。
■水栓
水栓はオプションで選択出来るのですが、
シャワーと蛇口をプッシュ式にすると、10万近いオプションになりました。
他の水栓が使いにくそうだったので、このオプションを選ぶことにしましたが、
ちょっと選択肢が少ない上に、デザイン的に洗練されてない感じは少々残念。
水栓周りはパナソニックの方が洗練されていると感じました。
というか、全体的にパナソニックのお風呂はデザイン性や仕様が良くて、
おそうじ浴槽のことがなければ、パナソニックにしてたと思います。
ちなみにこのオプション水栓は、棚としての役割も果たしており
メガネとかをちょいと置くのには重宝してます。
あと、エコキュートの仕様のせいか、
水からお湯になるまでの時間がけっこう長いのは不満です。
しかも、シャワーを止めるたびに、水が出てる時間がけっこう長いんですよね。
アパートのガス式と比較すると、なのですが、これはガスと電気の違いなんですかね、、?
■テーブル
テーブルは壁に直付けではないので、
水が溜まりくいので汚れもつかない、というのが特徴です。
LIXILだとテーブルをごっそり外して洗える、というのが特徴だったりします。
どっちが良いかは好みによるかなという気はします。
■収納ラック
こちらも普通のラックを2つ付けています。
ピンクぬめりが目立ちにくいことを期待して透明にしてますが、
白よりは汚れが気にならない、気がします。
けっこう長くなったので、
後編に続きます!
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