【模型ギャラリー】ザウバーC30 製作【フジミ】
本ページは管理人の完全趣味のページで、昔完成させた模型完成品の写真と製作過程を紹介するページです。
今回は2013年に製作したフジミのザウバーC30です。
完成品ギャラリー

ザウバーC30ってもう相当昔のF-1マシンなんですけど、小林可夢偉がF-1参戦したマシンです。
ちなみに鈴鹿で表彰台立ったのはC31ですね。

サスアーム類やシャーシはカーボンデカール無しです。
F-1模型はカーボンデカールあった方が情報量が多くて良いのは分かっているのですが、
ただでさえしんどい近代F-1モデルが嫌いになりそうなので、この時は妥協しました。

フロントウィングは微妙に前に傾いてしまいました。

リアウィングの側面のデカールはちょっと失敗気味。

黒のマスキング塗装は少し失敗気味ですが、全体的にはまずまずの完成度。
キット情報

フジミから小林可夢偉のマシン、ザウバーC30のキット化。
当時、フェラーリ以外のマシンがキット化というのは珍しかったです。
小林可夢偉も中堅~下位チームながら好戦してたので、応援の意味も込めてコレは買うしか!
という事で購入しました。
定価4200円と、当時のF-1キットにしては低価格でしたが、それもそのはず。
エンジンが付いておりません。
なので、箱の中身はかなりボリューム感がありません。
まあ私はエンジンなんぞイラネ派なんで、この形態はありがたいです。組んだり塗装したりが面倒ですし。
ボディ自体の造形は良いんじゃないでしょうか。
ディテールは、ボディのネジ部分が突起状になっているのが「?」って感じですけど。
個人的に高ポイントなのは、白黒ツートンをデカール再現じゃなくてマスキングテープを入れていくれている事ですね。
タミヤキットではワリと多く見られるマスキングテープですが、フジミでコレを入れてくれてるのは好感触でした。
デカールがカルトグラフ(初回限定)なのは、嬉しいです。
製作記
まずは仮組み。
なかなか良く出来たパーツ構成で、後ハメ加工の工作は特に必要無しでした。
カウルの組み付けもエンジンレスという事でだいぶ楽なんですが、サイドやノーズの合わせ目がやや深かったり段差ができたりしてますので、ここらの合わせ目消しは結構盛る必要がありました。
あとは複雑なフロントウィングですね。
モデグラの作例でもありましたがココだけでも10以上のパーツ構成でして、しかも組み付けがズレると上手く噛み合いそうにないです。
これはキットの出来というより、近代F-1の宿命かもしれませんが、破片のようなエアロパーツが山盛りです。
さて合わせ目消しです。今回合わせ目消しが必要そうなのは、
・ノーズの上下分割部
・サイドポンツーンと本体の継ぎ目
・オンボードカメラが乗ってる吸気口みたいな所と、その支柱
・リアウイングの穴
でした。
組んでみた所わりかし大きい継ぎ目なので、今回はシアノン瞬着だけでは埋めるのが大変そうです。
よって久々に登場の「光硬化パテ」を使用します。
このパテはヒケも出にくいし、硬化も早くて、そこそこ削りやすいという、便利なシロモノです。
難点は、明るいところで作業してると光による硬化が始まって、盛ってるうちに固まること、
固まった後の粘土が低いため、食いつきが弱かったり割れやすかったりする事ですが、
気をつけて使えば結構いい感じに埋められます。
サフを吹きました。
今回は白基調なので白サフからと思ったのですが、透け防止のためグレーサフを使用しました。
んで、傷や合わせ目を確認して、もう一回削って、サフを吹く。いつもどおりの作業ですね。
といっても、今回の細かいエアロパーツはちょっと大変です。
つかむところが無いので、クリップもほとんど使用できないので、両面テープと割り箸で、裏表交互に塗装しました。
マスキング塗装です。
このザウバーC30は白基調に黒い塗装をするようになっています。
幸い、マスキングシートをキットに付属してくれているので、切り出して貼り付けます。
フジミにしては気がきいてると思うんですが、切り出し作業が省けるようにしてくれれば最高なんですけどねぇ。
曲線部分の切り出しなんかは、微妙に自信がありません。
付属マスキングシートだけでは覆えない部分は自分でマスキングして、黒塗装までやってみました。
今回のブラックはフィニッシャーズのカーボンブラックマットを使用。
ザウバーC30の黒塗装部分は結構諸説あるみたいで、若干メタリックという話もあるようです。
まあTVで見てるイメージを優先してメタリックは無しにしてます。
あと、ピュアブラックだとちょっと不自然なぐらい黒いので、少しだけ薄めのカーボンブラックとしました。
これでもちょっと黒いかもしれませんけどね。
で、マスキングを剥がしたんですが、どうもキット付属のマスキングシートは粘着力が弱いようで、
念入りに貼り付けたつもりだったんですが、吹き込みが発生してしまいました。
うーむリカバリが必要ですね。
黒マスキングのリカバリ編です。
リカバリしないといけないんですが、幸い上面は赤いラインデカールで隠せるので、
ラプロス#8000でで黒を剥ぎとってやりました。
問題は黒部分の尖り先で、ここはマスキングだとうまくエッジが出なかったので、ちょっとだけ筆塗りでリタッチ。
あとは再マスキングして塗装しなおし。
正直、あんまり満足いかない出来栄えなんですが、妥協して進めることにしました。
妥協しつつもボディの塗装は終わったので、デカール作業に入りました。
まずはフロントウィングの小物類から。
本キットのデカールはカルトグラフ製(初回限定版)ですが、さすがに良いものです。
強度、発色、薄さ、局面の追従性、どれも最高レベルです。
ランエボWRC05もカルト製だったはずですが、その頃より良くなったような気がしますね。
全体のデカールを貼りました。
特に書くこともないのですが、ボディ横面のNECだけやたらと余白部分が大きくて、
余白と文字の収縮率が違うせいか、ちょっと苦労しました。
貼る場所がほぼ平面なので、ここはマークセッター使わなくても良かったかもしれません。
では次、いよいよクリアー吹きです。ここからが苦手科目です。(マスキングも苦手ですが)
クリアーを吹きました。
まずはデカール保護のため薄吹きしてから、厚吹き。
が、どうも薄吹き時の膜厚が薄かったせいか、デカールを侵食してしまいました。
このカルトグラフデカール、どうも透明部分とインク有り部分の強度が違いすぎて、
透明部分が多い物はかなり丁寧にやる必要があるみたいです。
ってことで、シワシワになってしまい、ヒビ割れたような仕上がりになってしまいました。
(写真では分かりにくいですが、telcelという文字の右上らへんが割れてます)
色々失敗気味になってきたので、今回はかなり妥協してさっさと完成させようって感じになってます。
クリアの厚吹きをしました。
最初はエアブラシのカップ内で薄めて撹拌(かくはん)してたんですが、
どうも混ざりにくいので空いた塗料ビン内で混ぜるようにしました。
意外とこれが良いみたいで、均一に混ざってそこそこ濃い目でもちゃんと吹けます。
コンプレッサ圧が低くても何とかなるもんですね。
さっさと組み上げたいので、こんなかんじでクリアー吹きは終了です。
クリアーが完全に乾くには結構時間を要するので、その間にブラック部分の塗装です。
今回は早く仕上げてしまおうということで、カーボンデカールとか無しです。
色はカーボンブラックマット(F)1色。
黒サフ、カーボンブラックマット、つや消しクリアを吹いて終了。
あっさり目ですが、まあカーボンデカール使わないならこんなもんでしょう。
一応ステアリングスイッチのボタンはデカールです。
ホイールとタイヤにデカールを貼っていきます。
タイヤのゴム部分のデカールは反転タイプのデカールです。
ゴムのパーティングラインが気になったのでヤスってみたものの、あまり効果無し。
タイヤはヤスっても表面が粘ってしまうせいか、うまくいきませんでした。
というわけで、あまり上手いこと行かなかったですが、まあ妥協して進めていきます。
ザクザク進めています、ザウバーC30。
「サクサク」ではないあたり、粗さに目をつぶってる感じがあります。
今回はいよいよお楽しみの「研ぎ出し」
ペーパー#2000
↓
ラプロス#8000
↓
コンパウンド中目
↓
コンパウンド細目
↓
コンパウンド仕上げ目
↓
セラミックコンパウンド
↓
ポリマーコーティング
↓
モデリングワックス
という作業順です。
こうして書いてみると、なかなかのもんですね。写真はコンパウンド中目まで完了したところ。
だいぶ光ってきてます。ただここまではいいんですけど、空力関係のパーツが多くてここから大変でした。
まあ空力パーツは、適当に切り上げましたけど、、、。
引き続き磨き作業です。
研いでいくたびツヤが出ていくので、わりかし楽しんで出来る作業です。
コンパウンド細目、仕上げ目、セラミックコンパウンドをかけたところの写真です。
一個前のコンパウンドが残ってしまうと傷になってしまいますので、作業ごとに中性洗剤で洗うようにしてます。
特に今回は、サイドポンツーンの上部が目立つ場所で黒色のため、細かい傷まで見えてしまいます。
一点豪華主義的に、ここだけ重点的に磨いておきました。
磨けば磨くほど、噛みこんでるホコリが見えてきますが、ここから後には戻れまいて、ということでそのままです。
空力パーツ類は、ちょっとサボり気味に、ラプロス、コンパウンド中目、仕上げ目、セラミックコンパウンドってな具合です。
磨き作業が終わったので一旦洗浄して、ポリマーコーティングを塗布しました。
そしていよいよ組み立て開始です。まずは鬼門とウワサのフロントウィング。
これは確かに難しかったです。
まずダボ穴と突起が合わないので、突起をナイフなどで削ってはめ合わせ具合を見てから接着。
接着もまずは瞬着で固定してから、流し込み接着剤で固定してます。
特に、赤ウイング+サイドウィング+白ウィングの位置決めは難し過ぎましたね。
若干接着跡等が残りましたが、もうこれはしょうがないですかねぇ。
ボディの組立ですが、基本的にはそれほど難しいところは無かったかな。
リアサスアームは先に組み付けてしまうと、カウルが後からはまらなさそうなので先にカウルに入れて
カウルごと接着。固定も十分出来ました。
カウル上方の吸気口(?)は後から黒色に塗るのは難しかったので、ハセガワのつや消し黒シートを裏打ちに貼り付けました。
これは我ながらナイスアイデア(笑
小物部品の接着・固定が結構難しいですが、瞬着なども駆使しながら取り付けていきます。
まあちょっとはみ出したりしてますが、気にせず行くしか無いですねー。
流し込み接着剤の扱いはなかなか上手くならないです。
仕上げ工程です。引き続き各種部品の取り付け。
シートベルトは一応エッチングパーツを使用しました。ベルトはシールをそのまま使ってます。
色は本来緑なんですけど、付属品になかったので青で妥協。
まあこのへんは雰囲気出てれば良い派ですので。
ノーズのパイプは今回プラパーツを使用。パイプっぽく、ドリルで開口してやりました。
アンテナはさすがにプラパーツでは恰好がつかないのでピアノ線で。ちょっと固定が緩いですが、、、。
ミラー取り付けが結構難しかったですが、瞬着固定と流し込みの併用で付けときました。
スミ入れはタミヤのスミ入れ剤(黒)をそのまま使いました。
カーモデルなんで、色の調整はしなくても良いと思ってます。
最後にモデリングワックスで指紋消し&コーティングをして完成。
作業時間は50時間ぐらいでした。








ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません