境界フェンス
今日は境界フェンスについて。
最近、外構の記事が多いですが家って建ててしまうとそこから変化が少ないのに対して、
外構って色々手を加えたりしていくので、記事追加し易いんですよね。
話を戻して、お隣の家との区切りを明確にして、お互いの家の物や石が侵入しないようにするのが、
境界フェンスの役割です。
アメリカ出張に行ったときに家並みを見てると、
境界フェンスってあまりみかけ無かったんですけど日本の住宅地だと
基本的に設置する場合が多いようです。
物や土が相手の家に侵入して迷惑をかけたくない、
面倒事にならないようにしたいという日本人の心理なのかもしれませんね。
ではそんな境界フェンスについて今回はご紹介してみます。
種類
境界フェンスの種類ですが、最近だと基本的にスチールの網タイプが主流です。
フェンスの色は黒・白どちらも見かけるので、ここはお好みで決める感じでしょうか。
白なら、汚れにくい、無難、クリーン、公共でよく見る、な感じ。
黒なら、目立たない、境界が目立ちにくい、といったところでしょうか。
ブロックに化粧ブロックを使うことも出来ますが、
家と家の間なので、そこまでこだわらない事も多いようです。
高さ
フェンスの多寡ですが土台にブロックを2~3段程度積んで、
その上にフェンスを80cm程度、というのをよく見ます。
土台ブロックが地面から1ブロック出ているような低めブロックにしておくと、
車のドアを引っ掛けにくいというメリットがあります。
高さ1段だけだとジャリとかが侵入する可能性があるので、
それが嫌なら2段以上積むと良いと思います。
フェンスは低すぎると子供や猫が侵入するけど、高すぎると強度が心配、といったところでしょうか。
全体的にあんまり高すぎると圧迫感も出てくるので
ブロック+フェンスで80~100cmぐらいというのが相場のようです。
どっちが設置するの?
土地の境界に建てるものなのでどちらの家側が設置するのかについてですが、
明確にどちらが設置するべきというのは無いようです。
ただ、基本的には地面が高い側の家が設置するべきという考え方はあるとの事。
自分の土地側に自分で設置すると費用も土地も損した気分になりますが、
フェンス自体に子供がよじ登ったり、物を引っ掛けて干したりするのを気兼ねなく出来るようになります。
逆に相手の家が設置した場合は、自分の子供が登ったりするのを注意することになるので、
費用はかかりますが、長い目で見ると自分の家で設置してしまう方が気楽だったりします。
ちなみに、お隣と費用と土地を折半して、境界をまたがって設置するというのも出来ますが、
色々デメリットがあるので、これについては後述します。
折半して設置しないほうがおすすめ
お隣の家と境界フェンスを折半して設置するというケースはたまにあるようで、
一見、公平で合理的な考え方に思えます。
しかし、ボロくなって修繕したり撤去するにも合意が必要ですし、
相手の家が離婚したり、引っ越したりすると誰に許可を得て撤去すれば良いかわからなくなります。
数十年後に子供が受け継いだりする頃には、ホント、ワケわかんなくなるので
折半はやめておくのが無難と思います。
以上、境界フェンスについてでした。
自費で建ててしまう方が気楽と紹介したのですが、
我が家は東西は相手が設置、北側だけ自分が設置というパターンです。
よく使う両サイドのフェンスには所有権なく、
北側の使わないフェンスだけ自費という、一番損なパターンかもしれません。
両隣との関係はそれほど悪くないので、多少子供が登っても笑って許されてますけど、
ちょっと軍手を洗って干したり、みたいな事は出来ないのがちょっと不便だったりします。
まあ境界フェンスなんてそれほど深く考える必要もない要素と思いますが、
折半だけはマジで止めといたほうが良いと思います。
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