ミサワホームのドリップルーバー
最近の夏は暑いですよね。
ミサワホームからそんな暑さに対抗するエクステリアアイテムが
販売されていることをご存知でしょうか?
その名もドリップルーバー。
お庭に設置するアイテムで、外構用の目隠しフェンスのようですが、
実はこれ、水が上方から落ちてくるようになっています。
出典:ミサワホーム
水分を微妙に落下させながら全体的に蒸発させ、
気化熱によって周囲の温度を下げるという仕組み。
原理的には東京オリンピックで話題になった打ち水と同じ、
というとショボく感じてしまいますが、
最近ではイベント会場などで水蒸気発生装置を設置したりと、
気化熱によって涼を取るのは一般的な手法と言えます。
単に上から循環させても蒸発効率が悪いようなので、
多孔質材を使って均一にまんべんなく蒸発させるような工夫もされているようです。
価格は10万/㎡と、さすがにフェンスとしてはちょっと高いみたいですが、
この手の水循環フェンスとしては安く設定されているそうです。
まあ定価だと思うので実勢価格はもう少し安くなってないかと願いますね。
それにしても打ち水効果で夏を乗り切るというのは、
微気候デザインを謳うミサワホームらしいアイテムですね。
このルーバー、2017年にはグッドデザイン賞も取っており、
ミサワホームの気合を感じる商品となっております。
気になる冷却効果ですが、周囲温度が1~3℃低下するという実験結果だったようで、
めちゃめちゃ涼しくなるというわけではなさそうですが、
近くに行くとちょっと涼しく感じられるぐらいではないかと思います。
ただ、フェンス自体が金属製なので、熱くならんの?という邪推はしてしまうのですがf^^;
ちょっとおもしろいアイテムだったので軽く紹介させていただきました。
気になる方はこちらの紹介サイトも是非。
→https://soken.misawa.co.jp/news/20190820/461/7/
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