「しまじろう」のやさしい世界は現実に勝てるのか?【こどもちゃれんじぽけっと】1年受講レビュー
子供の教育にどれくらい力を入れるべきか、親としては悩みどころですよね。
文字の読み書きや数字、マナーなどは日々の生活で教えれば十分かな……とも思うのですが、わが家では娘が2〜3歳のときに「こどもちゃれんじ・ぽけっと」を始めてみました。
カミさんが仕事を再開する前で、保育園に通っていない分、少しでも「社会のルール」を学んでほしいという狙いでしたが、1年続けてみて分かったリアルな実態をレビューします!

出典:ベネッセコーポレーション
大人が感心する「タッチペン」のハイテクな仕組み
最初に届くのが音声タッチペン。本や図鑑をタッチすると、「ガオー!ライオンだね!」と鳴き声や名前を教えてくれるやつです。
これ、大人の目で見ると技術的にかなり面白いんです。
最初は磁気を読み取ってるのかと思いましたが、実は絵の中に肉眼では見えない「マイクロドットコード」が印刷されていて、ペンの先端にあるカメラでそれを読み取って音を出しているのだとか。
磁気などではなく、肉眼で見えないものを光学的に識別しているところに「今の知育玩具はすごいな……」と感心してしまいました。

【教材セットの内容(月額約2,500円)】
- タッチペン専用の図鑑・冊子
- 読み聞かせ用の絵本
- 月替わりの知育おもちゃ
理想の「しまじろう」vs 現実のわが子
絵本の内容は、交通マナーや友達への「ごめんね」など、道徳的なお話がメイン。作中では、おもちゃを貸し借りしたり、順番を守ったりと、とにかく「やさしい世界」が展開されています。
ただ、現実のわが家では、お姉ちゃんが弟のおもちゃを奪って逃走する日常……。
そのたびに「おーい、しまじろうはそんなことしてたか?」とツッコミを入れざるを得ません(笑)。
「ライオンポリスが止まれって言ってたでしょ」という共通の合言葉で注意できるのは便利ですが、実際に言うことを聞くかどうかは、やはり別問題のようです。

「ハマるか」は子供の性格で決まる?
1年続けて感じたのは、この教材にハマるかどうかは完全に子供の性格次第だということです。
- お姉ちゃん: 「ぽっぽん(ペン)で遊ぶ!」と自分から進んで楽しみ、1年間飽きずに遊び倒しました。
- 弟くん: お姉ちゃんのお下がりを出してみましたが、驚くほどスルー。
落ち着いて座って遊べるタイプかどうかで、評価が真っ二つに分かれる気がします。
また、下の子の場合は「上の子が使っているiPadや別の教材」が気になってしまい、アナログなペンには興味を示さないという事情もありそうです。
付録おもちゃの「当たり・外れ」事情
毎月の付録おもちゃも、正直なところ差が激しいです。
ヒット作: お医者さんセットやレジセット。ごっこ遊びが好きな子には鉄板です。
不発作: 「数ペンギンのそり」など。親から見ても「これでどう遊べば正解なんだ……?」と首をかしげるシュールなものは、案の定、子供にも響きませんでした。

まとめ:月2,500円の価値はある?
総合的な評価は 「星4つ」 です!
技術的に面白いタッチペンで遊び、道徳的な世界観に触れられるのは大きなメリットです。 これをやったからといって、他の子と差がつくほどマナーが完璧になるわけではありませんが(やはり親の日頃の言動の方が影響は大きいです)、月2,500円なら「きっかけ作り」として納得できる内容でした。
なんだかんだで、「椅子に座って勉強らしいことをする」という習慣みたいなものは少し身につくと思います。
とりあえず、しまじろうが教える「やさしい世界」が、わが家のリビングに定着するまでには、もう少し時間がかかりそうです。







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