玄関アプローチに透水タイルを使うと【ワンユニオンペイブ】
私の家では、TOYO工業のワンユニオンペイブという製品を敷いて、玄関アプローチにしています。
これはアプローチを来客用の車置き場としても兼用できるようにしたためなのですが、
このワンユニオンペイブをアプローチに利用した場合のメリット・デメリットをご紹介します。
TOYO工業のワンユニオンペイブについて
・特徴
・感じるデメリット
・まとめ
ワンユニオンペイブの特徴
ワンユニオンペイブの特徴は、透水性と不陸防止対策です。
普通のコンクリートなら水を通さず、雨が降ると水たまりができるわけですが、
透水性のワンユニオンペイブでは水を地面に透過するので、水たまりはほとんどできません。
雨でも歩きやすく、冬場の凍結も心配ないので安全性は高いです。
水勾配無しでも水の心配が不要なので、完全フラットにすることも出来ます。
また、インターロッキングのパネル同士が
嵌合するように配置されているため、パネルが浮いたりする「不陸」という
状態になりにくいのも特徴です。
実際導入してみて感じる欠点
不陸防止はしっかり機能しており、車を置いても浮いたりすることはなさそうです。
透水性に関しては、たしかに水たまりは出来にくく、雨の日でも歩きやすいのですが、
上部に砂や砂利が溜まっているのを水洗いする際、
水を吸っていくので砂が流れてくれずに掃除しにくいというデメリットがあります。
汚れた水をそのまま吸っていくので、
染みのような汚れが溜まっていきやすいのも問題です。
これは濃い色のパネルなら気にならないかもしれませんが、
薄いパネル色だとムラのある汚れが出てしまいます。
あと、透水性なのは見えない程の小さい気泡があるブロックだからなのですが、
そのせいか少し欠けやすく、
納品時に一枚カドが割れている物があったため、業者には入れ替えしてもらいました。
敷いてしまえばカドが割れる心配はそれほど無いのですが、
それでも固いものを落としたりすると割れてしまいそうです。
高圧洗浄機にも耐えられるのか、そのあたりも心配なところですね~。
まとめ
という事で透水性インターロッキング、ワンユニオンペイブについてでした。
玄関アプローチはコンクリートだと少々無愛想、
タイルだと強度と滑りに不安。
その点、ワンユニオンペイブなら色も4色あるので模様をつけることで、
良いアプローチになるのではないかと考えて導入してみたのですが、
透水性という点がそれなりにデメリットにもなる事が分かりました。
高圧洗浄機の利用や、割れ・欠け、経年劣化については、
今後追ってレポートしてみようと思います。
砂などの掃除のしにくさは、まだホウキでなんとかなるとしても、
染みのような汚れ方はちょっとイマイチと言わざるを得ません。
玄関アプローチとしてのオススメ度は55点としておきます。
TOYO工業のワンユニオンペイブについてはこちら
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