防犯の弱点になる設備4選

前回は役に立つ防犯アイテムについてご紹介しました。

今回は防犯上不安になる装備についてです。
これらの設備・オプションを選ぶと防犯上は少し不利になりますよ、というデメリットを

防犯の弱点になる住宅設備をご紹介します。

サンルーム(防犯Lv-3)

サンルームというのは、防犯の弱点になりかねない部分です。

というのもサンルーム自体は二重窓でもないし、窓もフツーはフィルム入りではありません。
一応窓のカギは付いてますが、窓を割ってしまえば比較的かんたんに侵入できてしまいます。


そしてサンルーム自体に侵入してしまえば、
外からの視線を気にせずに、時間をかけて家の窓を破ることが出来るため、
じっくり時間をかけて侵入されるとフィルム入りの窓も無力化してしまうおそれがあります。

ベランダ（防犯Lv-2）

サンルームに近い理由ですが、ベランダも空き巣がじっくり隠れて窓を破れてしまいます。

しかも2階の窓は防犯フィルムが入っていない事が多いので、
一回ベランダに入られるとサンルームより簡単に侵入できてしまいます。

ベランダによじ登るのは目立つからそうそうあり得ない、
と思えますが、作業着を着て脚立で登られるとご近所さんからは修理業者に見えてしまうので、ご用心下さい。

総2階ではない2階建て（防犯Lv-1）

総2階ではない二階建ての場合も、屋根の上に登ってから侵入されるリスクがあります。

エアコン業者を装って、室外機付近で窓を破られても気づきにくいですからね。
2階の窓までフィルム入りにしていることは少ないですしね。

とは言え、窓を破っている最中に隠れる場所がないので、ベランダやサンルームに比べると、
そこまで気にしなくても大丈夫かもしれません。

勝手口（防犯Lv-1）

勝手口も空き巣に狙われる場所の一つになります。

玄関ドアに比べるとカギの構造がショボく、
格子やガラスフィルムなどで対策しても、カギを破られるという可能性があります。

しかも勝手口もまた家の裏などに設置されている事が多いので
人目につかない場所でじっくりカギを開けられてしまいます。


勝手口に使うカギにディンプルキーを選ぶとセキュリティは改善されると思いますので、
設置する際はメーカーに確認してみると良いでしょう。

以上、空き巣に狙われやすくなる要注意設備についてでした。

どれも弱点になる箇所ばかりなのですが、
正直言って空き巣を恐れてこれらのオプションを付けないのもちょっと慎重になりすぎな気はします。

思った通りの家にするのがやっぱり大前提にしたいと思いますので、
防犯アイテムなどで対策しつつの導入検討をしてもらえばと思います。

空き巣なんかも最新の家はやっぱり厄介そうというイメージがあるせいか、
古い家屋を狙う傾向があるようですし、ダミーカメラを置くだけでも効果は大きいと思いますよ。



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Posted by pirana