和室は必要か?
今回のテーマは和室。
今どきの1戸建てに「和室」は必要かどうか、
若い方ほど「別に要らない」という意見の方が多いと思います。
坪単価で考えても設置すれば100~200万ぐらいは必要ですし、
そのスペースやコストをリビングなどに回したほうが有意義であるというのは、
もっともな話。
しかし、意外と便利と思う部分もありまして、
今回はそんな和室を作っておくと何が良いのかという事についてご紹介します。
和室について新たな発見になれば幸いですし、
「うん、やっぱりいらない」という決断の後押しになるなら、
それはそれで読んでもらったかいがあります。
和室を付けてよかったと思う点
子供の寝るスペースに便利
我が家では幼児の寝るスペースは、和室に布団スタイルです。
赤ちゃん用ベッドだと添い寝ができないし、
普通のベッドだと落下が怖いので布団を使っています。
(育児的にこれが良いかはわかりませんがf^^;)
うちの子は寝返りが激しいので布団からも落ちることがありますが、
畳だとそれほど衝撃も少ないので安心です。
また、ママ友が来た時にはその子供が寝る部屋としても活用してます。
来客時にリビングを片付けなくて良い
和室に限らずリビングとは別の部屋があれば、
そこにお客さんを案内することで来客時に慌ててリビングを片付ける必要がありません。
ただ、これはお客さんをよく招く家か、
リビングはわりと散らかってるタイプか、というライフスタイルにもよると思います。
お客さんの寝るスペースとして
実家の両親や兄弟家族が来て泊まる際のスペースとしても和室は便利です。
床の部屋だと布団を敷くだけではちょっと硬いですからね。
座って作業するスペースとして
洗濯物を畳んだりアイロンをかける作業スペースとしても畳スペースは便利です。
床だと座布団が欲しくなりますよね。
色々飾るスペースとして
五月人形やお雛様を飾るスペースとしては和室が似合いそうです。
また、仏壇とか神棚を置く場合は和室に置くのがしっくり来ると思います。
結局の所、和室の最大のメリットって「床で過ごせる事」かなと思います。
ゴロンと寝て本を読んだり昼寝したり、
折りたたみ机を出しておやつを食べたり、
ちょっと座って作業したり。
床だと座布団やカーペットが必要になりますが、
何も準備せずに床で過ごせるという気軽さが良いところだなって思います。
日本人なら和の雰囲気が落ち着くとか、
そういう精神的なメリットもあると思います。
リビングの一角に2~3畳の畳スペースを設ける事で
折衷案を取り入れることも出来ますが、作るとなるとスペースが必要であり、
コストアップと間取りの制約が出てきます。
また、畳は床ほど耐久性が高いわけではないので、
いつかは交換が必要になりますよね。
今回挙げたメリットがあまりライフスタイルとマッチしない方には
省いてもらってその分のコストとスペースは別の場所に使うのは
十分アリな選択肢だと思いますので、お好みで設置を検討してみて下さい。
なお、今回は小上がり和室についての解説は省きました。
我が家では最後まで検討しつつも、諦めた夢の小上がり和室。
いずれまたその魅力について語ってみたいと思います。
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