ハイノキを植えた感想
前回の記事で、シンボルツリー選びに色々悩んだ結果、
我が家ではシンボルツリーにハイノキを植えたことを紹介しました。
色々悩んだ結果のチョイスなのですが、
そもそも庭木に関して全く知識がなかったので、
「思ってたのと違う」という事もちょいちょいありました。
ハイノキの特徴
ハイノキは樹形や葉っぱの形が繊細かつ野性味があるので、最近人気のシンボルツリーのようです。
常緑樹なので冬でも葉っぱがあります。
春には可愛らしい花を咲かせるので、季節感も楽しめます。
成長が遅く、急激に大きくなりすぎないので素人でも比較的育てやすいとの事。
注意点としては、日陰を好む木なので、
あまり暑い直射日光がガンガン当たる環境は避けたほうが良いとされています。
ただ、直射日光に弱いのはこれは山育ちのハイノキの特徴で、
一般的に流通している畑育ちのハイノキは日光にも比較的強いようです。
実際、私の家でも日当たりが良いところに植えてますが、わりと問題なく育ってます。
ちなみに成長が遅いぶん、売り物にするのに手間がかかるので価格は高い傾向にあります。
ハイノキの管理について
植えて1年以上経過しますが、管理は非常に楽です。
地植えなので多少水やりをサボっても大丈夫です。
葉っぱの落ちる量もわりと少なめですが、毎日少しづつ葉っぱが落ちていきます。
常緑樹のためか、葉っぱの厚さは少し分厚いようです。
集めるとわりとかさ張るし、自然に土に還る事はあまり期待できない感じではあります。
日当たりは心配だったが
日陰に植えたほうが良いとされるハイノキですが、
我が家では庭の配置上、日当たりがかなり良い場所に植えることになりました。
畑モノのハイノキは日当たりが良くても大丈夫という事を聞いていたものの、やっぱり心配でした。
で、とりあえず植えて一年以上経過し、夏も2回経験したのですが、
今のところは問題なく元気に育ってます。
年間の日照時間はカンカン照りの地方ではないので、
埼玉とか静岡とか岡山とかみたいな日照時間がキツそうな地域だとまた違うのかも。
もし日当たりの良いところに植えるなら、
その地域の造園屋さんに相談してみると良いと思います。
成長の遅さについて
成長の遅さには定評があるハイノキですが、たしかにとてもゆっくりです。
我が家では玄関と道路の間に植えてます。
これは玄関からの目隠し効果も多少は期待してたのですが、
おもったよりゆっくり成長なので、目隠し効果が期待出来るのは数年後になりそうです。
雪について
株立ちものの木に関して全般に言えることだと思いますが、
雪がふると木が雪の重みに耐えられないので、木がしなって倒れてしまいます。
バキッと折れたりはしなかったので、雪を落とすと復活するのですが、
株立ちは一本一本が弱いようです。
雪が降るタイミングで紐で束ねておくと安心です。
まとめ
ということでハイノキについてでした。
株立ものは雪に要注意だったり、目隠し効果がまだまだ発揮できないとか、
想定が甘かったな-という点が色々ありました。
あと、高さ2m弱程度のものを購入したので、
庭の真ん中に配置するシンボルツリーにしてはちょっと貧相だったりします。
成長の遅さをメリットに買ったのですが、もうちょっと早く成長しないかなーと
矛盾した事を思ったりしますね。
まあ徐々に大きくなっていくはずなので、5年後に期待です。
とまあ、シンボルツリーが一本あると、
葉っぱの処理は多少面倒なものの、庭の変化が楽しめます。
「庭はメンテフリーこそ至高」というのも一つの考えではありますが、
便利さだけを求めるのではなく不便さやアナログを楽しむという意味で、一本植えてみるのも悪くないと思います。
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